特許
J-GLOBAL ID:200903010027029133

電子擦弦楽器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-042156
公開番号(公開出願番号):特開平9-212162
出願日: 1996年02月06日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 初心者でも容易に擦弦操作が可能で、実際に弦を有する擦弦楽器の擦弦操作と同じような感触が得られ、擦弦操作検出機構を簡単にし、製品の特性の均一化を図る。【解決手段】 本体1には、複数の弦11が設けられ、この弦11の近傍に透過型のフォトインタラプタからなる簡単な構造の光センサ12が設けられている。弦11を擦弦する弓部13には、擦弦する際に光ビームの照射を受けて、その光ビームを透過する複数の孔を有している。擦弦操作の際には、この孔及び孔以外の部分に光ビームが当たって透過又は遮光することにより、光センサ12から擦弦速度に応じた周期のパルスが、A/D変換を経ることなくディジタル信号の状態で本体1内のマイクロコンピュータに入力される。マイクロコンピュータではパルスの周期を算出して、発音する楽音の音量制御をバラツキなく行う。
請求項(抜粋):
複数の弦を有する本体及び前記弦を擦弦する弓部からなる電子擦弦楽器において、前記本体は、前記弓部が前記弦を擦弦する際に通過する位置に光ビームを発射する発光部及びこの発光部から発射された光ビームを入射する受光部とからなる光センサと、発音すべき楽音のパラメータを制御する楽音生成手段とを有し、前記弓部は、擦弦操作の際に前記受光部に入射する前記光ビームの光量を変化させる光量変化手段を有し、前記楽音生成手段は、前記光量変化手段による前記光ビームの光量の変化に応じて前記受光部から出力される受光信号に基づいて前記パラメータを制御することを特徴とする電子擦弦楽器。
IPC (2件):
G10H 1/00 ,  G10H 7/00
FI (2件):
G10H 1/00 A ,  G10H 7/00 513 K

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