特許
J-GLOBAL ID:200903010037266133

作業機のブーム速度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-136197
公開番号(公開出願番号):特開平8-302754
出願日: 1995年05月10日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 傾斜地と平地とでブームの作動速度を可変に制御し、傾斜地では車両の安定性を確保すると共に、平地での作業効率を向上させる。【構成】 例えば坂道の途中等でブームシリンダ15のロッド15Aを伸長させてブーム10を矢示F方向に立上げるとき等に、ブーム角αが減速開始角に達して、ブーム角αをこれ以上大きくすると車両の安定性が低下する可能性がある場合には、コントローラ35から現在のブーム速度に応じた電流値の制御信号を電磁比例減圧弁30に出力することにより、制御信号の電流値に比例するストローク量をもって電磁比例減圧弁30を連通位置(a)から減圧位置(b)に切換える。そして、制御弁24を切換位置(ロ)から中立位置(イ)側に戻す方向でストロークさせることにより、油圧ポンプ21からブームシリンダ15のボトム側油室Bに供給する圧油の流量を減少させ、ブーム10の作動速度を減速する。
請求項(抜粋):
作業機本体と、該作業機本体に俯仰動可能に設けられたブームと、該ブームを俯仰動させるブーム作動手段と、前記作業機本体の傾斜状態を検出する傾斜検出手段と、前記ブームを作業機本体に対して俯仰動させるときのブーム角を検出するブーム角検出手段と、前記傾斜検出手段による作業機本体の傾斜状態に基づき、前記ブームの作動速度を減速すべき減速開始角を算定する減速開始角算定手段と、該減速開始角算定手段による減速開始角と前記ブーム角検出手段によるブーム角とに基づき、該ブーム角が減速開始角に達したか否かを判定する角度判定手段と、該角度判定手段により前記ブーム角が減速開始角に達したと判定したときに、前記ブーム作動手段によるブームの作動速度を減速させる減速制御手段とから構成してなる作業機のブーム速度制御装置。
IPC (2件):
E02F 9/22 ,  E02F 9/24
FI (2件):
E02F 9/22 E ,  E02F 9/24 B

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