特許

J-GLOBAL ID：200903010039954673

フランジ付き曲げ成形品、その成形装置及びその成形方法

発明者： 吉川 武尚 ,  中村 敬一 ,  須藤 要一 ,  鈴木 照二 ,  須藤 益二
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 富田 和子
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-153412
公開番号（公開出願番号）：特開平8-090076
出願日： 1995年06月20日
公開日（公表日）： 1996年04月09日
要約：

【要約】【目的】 L字形に曲げられた金属板の端にフランジ部が形成されているフランジ付き曲げ成形品で、コーナ部近傍に錆を発生しづらくする。【構成】 コーナフランジ部6には、コーナ部1に対して90°を成しているコーナフランジ平面部6aと、このコーナフランジ平面部6aの端部から滑らかに曲がってコーナ部1と平行な(-)Z方向に伸び、且つ第1フランジ部4及び第2フランジ部5とに滑らかにつながっている一つの曲面部6bとが、形成されている。コーナフランジ部6には、水が溜りうる凹部が形成されていないので、コーナ部1の近傍で錆は発生しづらくなる。

請求項（抜粋）：

比較的平らな第1平面部と、該第1平面部から一定の曲率で曲がっているコーナ部と、該第1平面部に対して一定角度を成し該コーナ部から直線的に伸びている第2平面部と、前記第1平面部の端部から折り曲げられている第1フランジ部と、前記コーナ部の端辺から折り曲げられているコーナフランジ部と、前記第2平面部の端辺から折り曲げられている第2フランジ部とを有しているフランジ付き曲げ成形品において、前記第1フランジ部は、前記第1平面部に対して特定の角度を成すよう、該第1平面部の前記端辺から直線的に伸び、前記第2フランジ部は、前記第2平面部に対して前記特定の角度を成すよう、該第2平面部の前記端辺から直線的に伸び、前記コーナフランジ部は、前記コーナ部に対して前記特定の角度を成すよう、該コーナ部の前記端辺から直線的に伸びているコーナフランジ平面部と、該コーナフランジ平面部の端部から滑らかに曲がって該コーナ部と平行に向い合える方向に伸び、且つ前記第1フランジ部及び前記第2フランジ部と滑らかにつらなっている一つの曲面部とを有していることを特徴とするフランジ付き曲げ成形品。

IPC (4件)：

B21D 5/01 ,  B21D 19/00 ,  E06B 3/70 ,  F25D 23/02 304