特許
J-GLOBAL ID:200903010040334654

内燃機関の弁動作タイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-155583
公開番号(公開出願番号):特開平7-011980
出願日: 1993年06月25日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 弁動作タイミング調整装置の制御に学習操作を取り入れ、その学習時間を短縮すると同時にばらつきに影響されない駆動方法を採用する事によって、正確に弁動作タイミング調整を実現することを目的とする。【構成】 制御手段46は、目標値間偏差が、所定の値以上の時、実位相差と目標値との偏差により、カム軸進角値の進行方向を判断するカム軸進角方向判定手段107 、カム軸進角値が進角方向で且つ目標値の偏差が所定の値以下で時に、進角値を学習しながら決定する進角値学習手段108 、進角値学習手段の出力で駆動される駆動パルス発生手段109 、カム軸進角値が遅角方向の時に、制御手段によるカム軸進角値操作量に基づき、デューティ比を変化させた駆動パルスを発生させる駆動周波数変換手段110 とから構成され、駆動手段205 は、進角値学習手段からの駆動パルス又は駆動周波数変換手段からの駆動パルスで駆動される。
請求項(抜粋):
内燃機関内のクランク軸からカム軸に至る回転伝達系内に設けられ、両軸間の回転位相差を変えるための位相調整機構(1)と、前記位相調整機構を駆動するための駆動手段(2)と、内燃機関各部に設けられ、機関の運転状態を表す複数の状態量を検知する各種センサ(3)と、前記センサによって検出された運転状態量に基づいて前記両軸間の実位相差角を算出する回転位相差検出手段(4)と、前記センサによって検出された運転状態量に基づいて回転位相差の目標値を決定する目標値決定手段(5)と、前記実位相差角を回転位相差の目標値に一致させるための制御値を生成して前記駆動手段に出力する制御手段(6)とを具備する弁動作タイミング調整装置において、前記制御手段は、前記目標値の偏差が、所定の値以下でない場合において、前記実位相差角と回転位相差の目標値との偏差に基づいて、前記カム軸進角値の進行方向が進角方向か、遅角方向かを判断するカム軸進角方向判定手段と、前記カム軸進角値の進行方向が進角方向である場合で、且つ前記目標値の偏差が、所定の値以下である場合において、前記進角値を学習しながら決定する進角値学習手段と、前記カム軸進角値の進行方向が遅角方向である場合に、前記制御手段から出力されるカム軸進角値操作量に基づいて、デューティ比変化させた駆動パルスを発生させる駆動周波数変換手段とから構成されており、前記駆動手段は、前記進角値学習手段からの進角値若しくは、前記駆動周波数変換手段から出力される駆動パルスにより駆動される様に構成されていることを特徴とする弁動作タイミング制御装置。
IPC (4件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 45/00 322 ,  F02D 45/00 340

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