特許
J-GLOBAL ID:200903010046920504

含クロム鋼の溶解、精錬時におけるクロム、鉄回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 溝上 満好 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-310385
公開番号(公開出願番号):特開2000-144272
出願日: 1998年10月30日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 生産能率が低下せず、熱エネルギの損失もほとんどなく、しかも、公害の虞がないスラグを得ること。【解決手段】 含クロム鋼を電気炉1で溶解する際に生成されるスラグ4を、溶融状態のままで溶鋼3と共に取鍋5に移す。取鍋5にクロムや鉄の酸化物を還元するためのアルミドロス6を添加する。取鍋5中でスラグ4と溶鋼3を攪拌する。【効果】 高温のままスラグ中の金属酸化物、特に酸化クロムが溶鋼中に高い回収率で回収できるので、メタル回収後のスラグは、金属酸化物、特にクロム酸化物がほとんど含有されなくなって、公害面でも問題はなく、二次利用ができると共に、次工程での熱エネルギを節減することもできる。また、炉外処理であるので、電気炉の生産能力を低下させることもない。
請求項(抜粋):
含クロム鋼を電気炉又は転炉で溶解或いは精錬する際に生成されるスラグを、溶融状態のままで溶鋼と共に別の容器に移した後、クロムや鉄の酸化物を還元するための還元剤を添加するか、或いは、溶融状態のスラグと溶鋼中にクロムや鉄の酸化物を還元するための還元剤を添加した後、別の容器に移し、この別容器中でスラグと溶鋼を、上方から浸漬させたランスを介して不活性ガスを吹込むことにより攪拌する、或いは、インペラを挿入して機械的に攪拌することを特徴とする含クロム鋼の溶解、精錬時におけるクロム、鉄回収方法。
IPC (6件):
C22B 7/04 ,  C21C 7/00 ,  C22B 34/32 ,  C21C 5/36 ,  C21C 5/54 ,  C22B 9/10 101
FI (6件):
C22B 7/04 A ,  C21C 7/00 J ,  C22B 34/32 ,  C21C 5/36 ,  C21C 5/54 ,  C22B 9/10 101
Fターム (28件):
4K001AA08 ,  4K001AA10 ,  4K001BA12 ,  4K001CA16 ,  4K001EA03 ,  4K001EA13 ,  4K001GA18 ,  4K001GB03 ,  4K001GB05 ,  4K001HA02 ,  4K001HA03 ,  4K002AA10 ,  4K002AB10 ,  4K002AC05 ,  4K002AE05 ,  4K013AA02 ,  4K013CA02 ,  4K013CA12 ,  4K013CC04 ,  4K013CC09 ,  4K013CF02 ,  4K013CF13 ,  4K013EA19 ,  4K013EA28 ,  4K014AC08 ,  4K014CB03 ,  4K014CD18 ,  4K014CD19
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-222033
  • 特開昭62-222033

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