特許
J-GLOBAL ID:200903010046966040

筒形電池及びその組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-023625
公開番号(公開出願番号):特開平9-219212
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 電池が潰され発電要素のセパレータが破れた場合において、電池の発火や破裂を防止すること。【解決手段】 筒形電池は、正極活物質、セパレータ8及び負極活物質からなる筒状の電極群2を負極缶10の内部に収装し、負極缶の開口端部にガスケット12を介して正極板14を封止してなる。電極群2の内側には軸方向に沿って導電性筒状部材22が配置され、筒状部材の内側には軸方向に沿って導電性柱状部材24が配置されている。筒状部材の下端部は負極缶の内底面に、また柱状部材の上端部は正極板の下側面にそれぞれ固設接続されている。そして、電池が潰された場合には、筒状部材と柱状部材とが相互に接触し接続されることで、セパレータが破損し正極活物質と負極活物質とが接触した場合でも、短絡電流の大半は筒状部材と柱状部材との接触部分の方に流れ、活物質どうしの接触箇所を流れる短絡電流は抑制される。このため、電池の発火や破裂などが防止される。
請求項(抜粋):
正極活物質、セパレータ及び負極活物質からなる筒状の発電要素(2)を、正極あるいは負極いずれか一方の電極部品である有底筒状の電極缶(10)の内部に収装し、該電極缶(10)の開口端部に他方の電極部品である電極板(14)をガスケット(12)を介して封止してなる筒形電池において、該発電要素(2)の内側に軸方向に沿って導電性筒状部材(22)を配置し、さらに該筒状部材(22)の内側に該筒状部材(22)の内周面より間隔をあけてかつ軸方向に沿って導電性柱状部材(24)を配置して、該筒状部材(22)あるいは該柱状部材(24)のいずれか一方の部材の下端部を該電極缶(10)の内底面に、また他方の部材の上端部を該電極板(14)の下側面にそれぞれ一体的に固設し接続してなることを特徴とする筒形電池。
IPC (6件):
H01M 10/04 ,  H01M 2/22 ,  H01M 2/34 ,  H01M 6/10 ,  H01M 6/16 ,  H01M 10/28
FI (6件):
H01M 10/04 W ,  H01M 2/22 B ,  H01M 2/34 A ,  H01M 6/10 A ,  H01M 6/16 D ,  H01M 10/28 A

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