特許
J-GLOBAL ID:200903010049203927

適合多重染料を用いる示差ゲル電気泳動

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-531933
公開番号(公開出願番号):特表平11-505324
出願日: 1996年04月19日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】タンパク質の2種以上のサンプルの差異を検出するための方法とキットを提供する。タンパク質抽出物は例えば比較するべき異なる細胞群(1,2)の各々から調製する。各タンパク質抽出物を染料の適合セットからの異なるルミネセンス染料によって標識する。適合染料は一般に同じイオン特徴及びpH特徴を有するが、異なる波長において光を発して、ルミネセンス検出時に異なる色を示す。標識されたタンパク質抽出物を一緒に混合し、一緒に電気泳動させる。ゲル(4)を観察して、ある種のサンプルに特有な、又は他のサンプルにおけるよりもある種のサンプル中に大きな比率で存在するタンパク質を検出する。これらの特有な又は過剰なタンパク質は用いた染料の1種類の色の蛍光を発する。各サンプルに共通なタンパク質は一緒に移動し、同じ蛍光を発する。
請求項(抜粋):
複数の成分を含有する細胞抽出物の多重サンプルを比較する方法であって、 少なくとも2種類の異なる細胞群から少なくとも2種類のサンプルを用意する工程と; 前記細胞抽出物の各前記サンプルを適合ルミネセンス染料セットの異なる染料に暴露させて、染料を細胞抽出物に共有結合させて、細胞抽出物を標識する工程であって、前記染料セット内の各染料が細胞抽出物に共有結合することができ、前記染料セット内の他の全ての染料と一般的に同じイオン特徴及びpH特徴を有し、前記染料セット内の他の全ての染料とは、異なる色の光を提示するために充分に異なる波長において光を放出するものである工程と; 標識された細胞抽出物の前記サンプルを混合して、混合物を形成する工程と;ルミネセンス検出によって、別々に標識された成分の蛍光強度の差異を検出する工程とを含む方法。
IPC (5件):
G01N 33/68 ,  C09B 23/00 ,  G01N 27/447 ,  G01N 33/48 ,  G01N 33/58
FI (6件):
G01N 33/68 ,  C09B 23/00 L ,  G01N 33/48 P ,  G01N 33/58 Z ,  G01N 27/26 301 B ,  G01N 27/26 315 H
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 多標識系電気泳動法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-123533   出願人:東洋紡績株式会社
  • 特開平2-191674

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