特許
J-GLOBAL ID:200903010055166111
車両用空調装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-200428
公開番号(公開出願番号):特開平11-042925
出願日: 1997年07月25日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 判定レベルをガスセンサの検出信号に追従して変更するものにおいて、乗員のフィーリングに合った判定レベルが設定できる車両用空調装置を提供する。【解決手段】 係数kを1より小さい0.7という値に設定しているため、判定レベルLsmの増減量は、VDGS の増減量より小さい所定の範囲内に制限する。この係数kの違いによる判定レベルLsmの変化を図3に示すと、k=1の場合では、判定レベルLsmは、汚れ信号VDGS の変化と同じように変化するのであるが、k=0.7であると、判定レベルLsmの増減量は、VDGS の増減量より小さくなる。従って、例えば、外気が汚れたトンネル内を長時間走行する結果、内外気モードが内気モードである場合に、トンネル内の汚れが増加し続けると、上記判定レベルLsmはこれに追従して増加するが、その増加量は係数kにより所定の範囲内に制限されることで小さい。
請求項(抜粋):
車室内への送風路をなす空調ケース(2)と、前記車室外空気の汚れに応じた汚れ信号を発する汚れ信号発生手段(42)と、前記汚れ信号(VDGS )と所定の判定レベル(Lsm)とに基づいて、車室外空気が汚れているか否かを判定する判定手段(S60)とを有し、前記判定手段(S60)にて車室外空気が汚れていると判定されると、前記空調ケース(2)内に車室内空気を導入し、前記判定手段(S60)にて車室外空気が清浄であると判定されると、前記空調ケース(2)内に車室外空気を導入する内外気自動制御を行うようになっており、さらに前記汚れ信号(VDGS )の増減に追従して、前記判定レベル(Lsm)を増減して更新するようになっている車両用空調装置であって、前記判定レベル(Lsm)の増減量を、前記汚れ信号(VDGS )の増減量より小さい所定の範囲内に制限するようになっていることを特徴とする車両用空調装置。
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