特許
J-GLOBAL ID:200903010062249618

骨盤内抗癌剤灌流療法および骨盤内抗癌剤灌流装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋山 敦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-300625
公開番号(公開出願番号):特開2003-102829
出願日: 2001年09月28日
公開日(公表日): 2003年04月08日
要約:
【要約】【課題】 本発明の目的は、癌組織部に送液した抗癌剤が骨盤外血流路に漏出することを防止し、抗癌剤による副作用を防止可能な抗癌剤灌流療法及び抗癌剤灌流装置を提供することにある。【解決手段】 本発明は、骨盤内の癌組織部1に抗癌剤を投与し回収する骨盤内抗癌剤灌流装置37である。体外の抗癌剤と血液を体内に送液する送液チューブ27及び送液ポンプ29と、体内の抗癌剤と血液を脱液する脱液チューブ28及び脱液ポンプ30と、送液チューブ27または送液ポンプ29に配設され、抗癌剤と血液の体内への送液量を調整する手段33、77と、脱液チューブ28または脱液ポンプ30に配設され、抗癌剤と血液の体外への脱液量を送液量よりも多くなるように調整可能な手段33、77とを備える。
請求項(抜粋):
骨盤内に位置する癌組織部に抗癌剤を投与し回収する骨盤内抗癌剤灌流療法であって、管状体からなる第一シースの先端を経皮的に挿入して大腿動脈内に留置する工程と、管状体からなる第二シースの先端を経皮的に挿入して大腿静脈内に留置する工程と、可撓性管状体の先端部に拡張可能な第一バルーンを有する第一バルーンカテーテルを大腿動脈から経皮的に大動脈内に挿入して、前記第一バルーンを大動脈内所定位置に留置する工程と、可撓性管状体の先端部に拡張可能な第二バルーンを有する第二バルーンカテーテルを大腿静脈から経皮的に大静脈内に挿入して、前記第二バルーンを大静脈内所定位置に留置する工程と、前記大動脈内所定位置よりも下肢側動脈部位において血流を遮断する工程と、前記大静脈内所定位置よりも下肢側静脈部位において血流を遮断する工程と、前記第一バルーンを拡張して前記大動脈内所定位置と前記下肢側動脈部位との間に動脈内閉塞領域を生成する工程と、前記第二バルーンを拡張して前記大静脈内所定位置と前記下肢側静脈部位との間に静脈内閉塞領域を生成する工程と、前記第一シースから前記動脈内閉塞領域へ所定量の抗癌剤を投与する工程と、前記第二シースから前記静脈内閉塞領域の前記抗癌剤を含んで前記所定量の抗癌剤よりも多量の体液を回収する工程と、を備えることを特徴とする骨盤内抗癌剤灌流療法。
IPC (3件):
A61M 1/02 510 ,  A61M 1/00 500 ,  A61M 1/00 510
FI (3件):
A61M 1/02 510 ,  A61M 1/00 500 ,  A61M 1/00 510
Fターム (7件):
4C077AA01 ,  4C077AA12 ,  4C077BB02 ,  4C077BB03 ,  4C077BB04 ,  4C077EE01 ,  4C077KK30
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特許第3046620号
  • 薬液投与装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-240742   出願人:テルモ株式会社
  • 特許第2868559号

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