特許
J-GLOBAL ID:200903010064935772

車両用自動変速機の変速制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-097755
公開番号(公開出願番号):特開平5-296334
出願日: 1992年04月17日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 アップシフト途中にダウンシフトを実施する場合、変速ショックの発生を防止する。【構成】 例えば、第2速から第3速へのアップシフトの変速指令時には、第2速側クラッチに供給されている作動油圧を解放し、第3速から第2速へのダウンシフトの変速指令時には、第2速側クラッチに供給する作動油圧をフィードバック制御する自動変速機の変速制御方法において、アップシフトの変速制御中に、a時点において、変速指令がダウンシフトに切り換えられたとき、第2速側クラッチに供給する作動油圧を所定値に設定してタービン回転速度Ntの変化率(Nt)’の増加を待ち、この変化率(Nt)’が所定値に達したとき(b時点)に、前記フィードバック制御を開始する。これにより、適正な作動油圧で第2速側クラッチが係合し始め、図中破線で示すように、出力軸トルクの大きな減少を防止する。
請求項(抜粋):
アップシフトの変速指令時には、低速側摩擦係合手段に供給されている作動油圧を解放する一方、高速側摩擦係合手段に作動油圧を供給して、入力軸の回転速度を同期回転速度に向けて減少させ、ダウンシフトの変速指令時には、高速側摩擦係合手段に供給されている作動油圧を解放する一方、低速側摩擦係合手段に供給する作動油圧をフィードバック制御しながら、入力軸の回転速度を、入力軸の回転速度の変化率が所定の目標変化率に等しくなるように同期回転速度に向けて増加させる、車両用自動変速機の変速制御方法において、前記アップシフトの変速制御中に変速指令がダウンシフトに切り換えられたとき、低速側摩擦係合手段に供給する作動油圧を所定値に設定して入力軸回転速度の変化率の増加を待ち、入力軸回転速度の変化率が所定値に達したときに、前記低速段側摩擦係合手段の作動油圧のフィードバック制御を開始することを特徴とする車両用自動変速機の変速制御方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-080853
  • 特開平1-199040
  • 特開平4-025663
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