特許
J-GLOBAL ID:200903010067594194

抵抗及びこのトリミング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 則次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-055024
公開番号(公開出願番号):特開平7-240301
出願日: 1994年02月28日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 短いトリミング時間で精度の高いトリミングが可能な方法を提供する。【構成】 円筒状絶縁基体2の外周面の抵抗体膜3をトリミングして一対の電極4、5の抵抗値を所望抵抗値にする際に、所望抵抗値よりも低い抵抗を用意し、これを回転すると共に軸方向に移動しつつ刃又はサンドブラストでトリミングを進める。所望抵抗値よりも幾らか低い値になったら抵抗の回転速度を下げて所望抵抗値までトリミングを進める。回転速度を下げるとトリミング溝24の傾きが変化し、トリミング溝24の長さの変化に対する抵抗値の変化が小さくなり、量産時のバラツキが少なくなる。
請求項(抜粋):
円筒状又は円柱状の絶縁基体と、前記絶縁基体の外周面を被覆するように形成された抵抗体膜と、前記絶縁基体の両端部において前記抵抗体膜に接続された一対の電極とから成り、前記一対の電極間の抵抗値が所望抵抗値よりも低い値を有している抵抗をトリミングする方法において、前記抵抗体膜の一部を除去して前記所定抵抗値を得るためのトリミングを行うためのトリミング手段と前記抵抗との間に前記抵抗の軸を中心にした相対的回転運動を生じさせると共に前記トリミング手段と前記抵抗との間に前記抵抗の軸方向の相対的移動を生じさせて前記所望抵抗値を得るためのトリミングを進め、前記所望抵抗値よりも低く且つ近い値になった時から後は前記回転運動の速度をそれまでよりも低い値にしてトリミングを続け、前記所望抵抗値が実質的に得られた時に前記トリミング手段によるトリミングを終了させることを特徴とするトリミング方法。
IPC (2件):
H01C 7/00 ,  H01C 17/22

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