特許
J-GLOBAL ID:200903010074558349

光ファイバ電流計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-004648
公開番号(公開出願番号):特開平10-197570
出願日: 1997年01月14日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 45度光学的バイアスを加えずに簡便な構造で高精度な電流計測ができるようにする。【解決手段】 光源1から発せられた光は、ファイバカップラ2によって2光路に分離され、一方の光は検光子部10に導かれ、他方の光は受光素子7に導かれる。検光子部10に入射した光は線偏光に整形される。その直線偏光がセンシングファイバ3中を往復しファラデー回転を受ける。センシングファイバ3からの出射光は、検光子部10で、0度と90度と方向の偏光成分に分けられ、90度方向の偏光成分は、受光ファイバ6に入射する。2つの受光素子7,8から検出された電気信号は演算機構20に送られる。演算機構20において、2つの受光素子で測定された光強度の比に基づいた演算が行われ、導体4の中を流れる電流が計算される。
請求項(抜粋):
導体の周囲に巻かれた光ファイバの入出射端から光を入射し、前記光ファイバの終端で反射して戻ってきた反射光のファラデー回転角に基づいて、前記導体を流れる電流を測定する光ファイバ電流計測装置において、光源に接続されており、前記光源の光強度を一定の比率で2光路に分離し、分離された一方の光を前記光ファイバ側へ送るとともに、分離された他方の光を第1の受光素子へ送る光学部品と、前記光学部品と前記光ファイバとの間に設けられ、前記光学部品から前記光ファイバへ向かう光を直線偏光に整形して前記光ファイバへ送るとともに、前記光ファイバから送られてきた前記反射光を2つの偏光成分に分離し、前記2つの偏光成分のうち前記光ファイバに送られた直線偏光と直交する偏波成分の光を、第2の受光素子とへ送る検光子と、前記第1の受光素子と前記第2の受光素子とによって測定された光強度の比に基づいて、前記導体を流れる電流値を算出する演算機構と、を有することを特徴とする光ファイバ電流計測装置。
IPC (2件):
G01R 15/24 ,  G01R 33/032
FI (2件):
G01R 15/07 B ,  G01R 33/032
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭49-090973
  • 特開昭58-139082

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