特許
J-GLOBAL ID:200903010077396684

左官鏝

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 邦彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-218235
公開番号(公開出願番号):特開平11-044089
出願日: 1997年07月28日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】本発明は分解と組み立てが出来る左官鏝に関するもので、柄体と鏝板との分離と係合の操作を容易にし、携帯時は柄体と鏝板が分離できて嵩を低くするとともに鏝板を損傷から保護することができ、使用に際しては、柄体へ鏝板の係合が簡単で、しかも、鏝板が柄体にしっかりと係合する左官鏝を提供しようとするものである。【解決手段】鏝板1の柄体設置部11に、鏝板1の前後方向に向かって間隔を有して隔てた二部分に、抜止め33と33を上部軸端に持つ主軸31と従軸32をそれぞれ立設したものと、鏝板1の主軸31と従軸32に係合して鏝板1を保持する鏝板保持体21を有する柄体2とからなり、鏝板保持体21は鏝板1の柄体設置部11に重なった際に主軸31と従軸32に対応して主軸31と従軸32のそれぞれに係合するべく、クリップ方式の掴持部51と51及び掴持部62と62を主軸掴持部5と従軸掴持部6にそれぞれ設け、この掴持部51と51及び掴持部62と62を主軸31と従軸32に着脱自在で係合して主軸31と従軸32をしっかりと掴持するものである。
請求項(抜粋):
鏝板1の柄体設置部11に柄体2の鏝板保持部21を着脱自在で係合すべく、上部軸端に抜止め33を持つ主軸31と従軸32を鏝板1上に間隔を隔てて縦列させて立設し、また、鏝板1に柄体2の鏝板保持部21を鏝板1の主軸31と従軸32とを介して係合させるべく、鏝板保持部21の前方又は後方の内の一方の端部分に主軸31が通過し得る通し孔4を設け、しかも、通し孔4には孔壁の一部を切り欠いて形成した主軸31の軸部34を保持する凹部41を設けて主軸保持部5を構成し、また、鏝板保持部21の主軸保持部5の所在部分と反対側の他方の端部分の端縁に、通し孔4の凹部41と向き合い、凹部41の凹陥する方向と反対方向に向かって開口する凹陥をした従軸32を保持するための凹部61を設けて従軸保持部6を構成し、さらに、柄体2は鏝板1上で、鏝板保持部21の主軸保持部5の通し孔4を主軸31に係合させるとともに、従軸保持部6の凹部61の開口を従軸32と向き合わせておいて、鏝板保持部21を主軸31から従軸32の方向に向かって移動させることで、主軸保持部5では通し孔4の凹部41内に主軸31を係合させ、従軸保持部6では凹部61を従軸32に係合させて鏝板1に柄体2を設けたことを特徴とする左官鏝。

前のページに戻る