特許
J-GLOBAL ID:200903010080995696

油圧式バルブタイミング調節システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-314022
公開番号(公開出願番号):特開平11-148380
出願日: 1997年11月14日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 エンジン停止後にアクチュエータの系統から油漏れが生じ、エンジン始動時に支障をきたす。【解決手段】 エンジン停止時に電源が遮断されたか否かを電源遮断手段M14で検出し、この検出結果による電源遮断時点から一定時間、流体供給手段M10を動作させて、アクチュエータM9の油圧が保持されるように、流体供給手段M10を保持位置に保持制御手段M13で制御し、流体供給手段M10をエンジン電源投入時に通常制御とエンジン電源遮断時の保持制御とに切換手段M15で切り換え制御する。
請求項(抜粋):
エンジンの回転に同期して所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉するための吸気バルブ及び排気バルブと、エンジンの運転状態を検出するための運転状態検出手段と、エンジンの運転状態に対する目標バルブタイミングを、前記運転状態検出手段の検出結果に基づいて算出する目標バルブタイミング算出手段と、前記吸気バルブ及び前記排気バルブの少なくとも一方のバルブ開閉タイミングを変更するバルブタイミング可変用のアクチュエータと、このアクチュエータを駆動すべく当該アクチュエータに作動油を供給すると共にその流量調整が可能な流体供給手段と、前記アクチュエータが設けられた前記吸気バルブ及び前記排気バルブの少なくとも一方の実バルブタイミングを検出する実バルブタイミング検出手段と、前記実バルブタイミングを前記目標バルブタイミングに変更するために、前記流体供給手段を制御することにより、前記アクチュエータを制御する実バルブタイミング制御手段とを備えたエンジンの油圧式バルブタイミング調節システムにおいて、エンジン停止時の電源遮断時点を検出する電源遮断検出手段と、この電源遮断検出手段の検出結果による電源遮断時点から一定時間、前記流体供給手段を動作させて前記アクチュエータの油圧が保持されるように、前記流体供給手段を保持位置に制御する保持制御手段と、前記流体供給手段をエンジン電源投入時の通常制御とエンジン電源遮断時の保持制御とに切り換えるための切換手段とを備えて成ることを特徴とする油圧式バルブタイミング調節システム。
IPC (4件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 17/00 ,  F02D 41/20 320
FI (4件):
F02D 13/02 G ,  F01L 1/34 E ,  F02D 17/00 H ,  F02D 41/20 320

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