特許
J-GLOBAL ID:200903010081358533

板状積層熱可塑性樹脂成形体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-300130
公開番号(公開出願番号):特開平7-148875
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】先に成形した片側の熱可塑性樹脂を金型に固定した後、キャビティにもう片側の熱可塑性樹脂を射出成形して両面の樹脂が異なる板状積層熱可塑性樹脂成形体において、ソリによる変形がなく寸法安定性のよい板状積層熱可塑性樹脂成形体を得る。【構成】曲げ弾性率が異なり、且つその曲げ弾性率比が0.5以下である2種の熱可塑性樹脂が積層された板状成形体であって、その板厚方向に平行な平面で切断した少なくとも一つの断面における2種の熱可塑性樹脂の境界は凸凹を形成しており、且つ該断面において、曲げ弾性率の高い熱可塑性樹脂の断面積に対する曲げ弾性率の低い熱可塑性樹脂の断面積の比、および曲げ弾性率の高い熱可塑性樹脂の断面二次モーメントに関する値が特定の数値範囲である板状熱可塑性樹脂成形体。
請求項(抜粋):
曲げ弾性率が異なり、且つその曲げ弾性率比が0.5以下である2種の熱可塑性樹脂が積層された板状成形体であって、その板厚方向に平行な平面で切断した少なくとも一つの断面における2種の熱可塑性樹脂の境界は凹凸を形成しており、且つ該断面において下記(1)及び(2)式を同時に満足することを特徴とする板状積層熱可塑性樹脂成形体。 0.2<B/A≦1.6 ・・・ (1) 0.5≦(C×I)/(A×I′)<1 ・・・ (2)(ただし、上記式中、A :曲げ弾性率の高い熱可塑性樹脂の占める断面積。B :曲げ弾性率の低い熱可塑性樹脂の占める断面積。C :板状積層熱可塑性樹脂成形体の全断面積。I :曲げ弾性率の高い熱可塑性樹脂の図心を通り、且つ板厚方向に垂直で断面内に存在する軸に関する曲げ弾性率の高い熱可塑性樹脂の断面二次モーメント。I′:板状積層熱可塑性樹脂成形体の図心を通り、且つ板厚方向に垂直で断面内に存在する軸に関する板状積層熱可塑性樹脂成形体の断面二次モーメント。)
IPC (3件):
B32B 3/30 ,  B32B 7/02 101 ,  B32B 27/08
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 二層押出成形品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-272045   出願人:豊田合成株式会社
  • 特開昭54-118470

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