特許
J-GLOBAL ID:200903010083422204

M-aryスペクトル拡散復調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-319739
公開番号(公開出願番号):特開平11-154928
出願日: 1997年11月20日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 データ判定に劣化が生じにくいM-aryスペクトル拡散復調器を提供する。【解決手段】 アンテナ10が受信したスペクトル拡散信号は、LNA12で増幅された後、ミキサ14で中間周波数に変換され、その後、マッチドフィルタ16に供給される。このマッチドフィルタ16は検波回路を含んでおり、検波後の相関出力を出力する。相関出力は8個の相関出力ずつ、2個のブロックに分割され、各ブロック毎に平均化回路30で平均値が算出される。また、各ブロック毎に平均値と各相関出力との比に基づいた重み付けが、重みづけ回路32において行われる。重みづけ語の相関出力に対して、比較回路34が比較をし、選択された符号を決定する。選択すべき符号が含まれているブロックにおいてはチップ間干渉が生じていてもその影響は少ない。また、選択すべき符号が含まれていないブロックにおいては、平均化によってチップ間干渉の影響を小さくすることができる。その結果、データの復調誤りが少ないM-aryスペクトル拡散復調器が得られる。
請求項(抜粋):
nビットのデータに対応して、系列長の等しいM=2n個の符号を割り当て、その符号の選択によって情報を伝達するM-ary符号化スペクトル拡散復調器において、前記M-aryスペクトル拡散信号が供給されるマッチドフィルタであって、M-ary符号に対応するM個のマッチドフィルタと、前記マッチドフィルタの出力信号である相関出力信号を検波し、検波相関出力信号を出力するM個の検波回路と、前記M個の検波相関出力信号の比較を行い、スペクトル拡散復調する比較手段と、を含むスペクトル拡散復調器において、自己相関が高く、かつ、直交性を有する符号の性質を利用し、マッチドフィルタの相関出力信号を、複数個のブロックにブロック分けするブロック分け手段と、前記各ブロック毎に相関出力の比較を行う比較手段であって、前記それぞれのブロックに含まれる前記相関出力信号の平均値に対する、そのブロックの相関出力値の比を前記各ブロック間で比較するブロック間比較手段と、前記ブロック間比較手段における比較結果に基づき、最大の比を有する符号を選択された符号であると決定する符号決定手段と、を含むことを特徴とするM-aryスペクトル拡散復調器。
IPC (4件):
H04J 13/00 ,  H03H 17/02 671 ,  H04B 1/10 ,  H04B 7/26
FI (4件):
H04J 13/00 A ,  H03H 17/02 671 C ,  H04B 1/10 L ,  H04B 7/26 M

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