特許
J-GLOBAL ID:200903010087115594

直交化周波数拡散通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏谷 昭司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-045235
公開番号(公開出願番号):特開平5-252134
出願日: 1992年03月03日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 直交符号化した拡散符号を用いて周波数拡散を行う直交化周波数拡散通信方式に関し、チャネル間の相互干渉を除去して回線効率を向上する。【構成】 擬似ランダム符号に直交符号を乗算器7により乗算した拡散符号によって、送信データを拡散変調する変調部1と、送信フィルタ2を含む送信部と、受信フィルタ3を含む受信部と、擬似ランダム符号に直交符号を乗算器8により乗算した逆拡散符号によって、受信部からの信号を逆拡散する復調部4と、この復調部4の出力信号を加えるマッチドフィルタからなるベースバンドフィルタ5とを備え、送信フィルタ2と受信フィルタ3とを含む経路6の伝達関数G(ω)を、G(ω)=F(ω){(ω/2)/〔sin(ωT2 )〕}2 となるようにした送信フィルタ2と受信フィルタ3とを設ける。F(ω)はナイキストの第1条件を満足する伝達関数、T2 はチップレートである。
請求項(抜粋):
擬似ランダム符号に直交符号を乗じた拡散符号を用いて、送信データを拡散変調する変調部(1)と、該変調部(1)により拡散変調された信号を送信する送信フィルタ(2)を含む送信部と、受信フィルタ(3)を含む受信部と、擬似ランダム符号に直交符号を乗じた逆拡散符号を用いて、前記受信部による受信信号を逆拡散する復調部(4)と、該復調部(4)の出力信号を加えるマッチドフィルタからなるベースバンドフィルタ(5)とを備え、前記送信部の送信フィルタ(2)と前記受信部の受信フィルタ(3)とを含む経路の伝達関数G(ω)が、F(ω)をナイキストの第1条件を満足する伝達関数として、G(ω)=F(ω){(ω/2)/〔sin(ωT2 /2)〕}2 となる前記送信フィルタ(2)と前記受信フィルタ(3)とを設けたことを特徴とする直交化周波数拡散通信方式。

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