特許
J-GLOBAL ID:200903010089773408

図柄ベルトの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-243353
公開番号(公開出願番号):特開平8-080574
出願日: 1994年09月12日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 無端状図柄ベルトを能率良く自動製造し得、その量産化を図り得る製造方法を提供する。【構成】 フィルム給送工程S2,挿通移行工程S3,フィルム1次送り工程S4,余白部切断工程S6,定寸本送り工程S9,垂れ下り検出工程S11,定寸本送り完了工程S13によって1本分の図柄表示帯が正確に給送された後、定寸切断工程S15によって1本分の図柄表示帯を正確に切断し、クランプ反転整合工程S16,整合溶着工程S17によって切断された図柄表示帯を第1,第2クランプ部でクランプした状態で反転してその始端部と終端部とを一定幅で重合せ、その重合せ部分を非加熱ウェルダー方式で溶着して無端状の図柄ベルトを作成し、ベルト排出工程S19,クランプ反転復帰工程S20によって作成した図柄ベルトを排出して元状態に復帰するように構成した。【効果】 無端状図柄ベルトを能率良く大量に自動製造することができる。
請求項(抜粋):
一連に繰り出された定幅連続帯状の図柄フィルムFを1サイクル作動毎に定長給送し、このフィルムFにおける1本分ずつの図柄表示帯F1を定寸切断してループ状態で反転させた後、両端部分を整合溶着して無端状の図柄ベルトBを製造する方法にあって、モータの1サイクル作動単位毎のパルス駆動制御に基づくローラの給送回転により前記図柄フィルムFを所定の給送開始セット位置から1サイクル長さ分ずつ伸長状態で給送するフィルム給送工程S2と、フィルム給送方向順に装備された第1の切断部とクランプ部に続いて第2のクランプ部と切断部の間に亘り図柄フィルムFを順次挿通移行させる挿通移行工程S3と、1サイクル長さ分の図柄フィルムFにおける図柄表示帯F1の始端位置を前記第2の切断部の切断位置に整合させて給送休止するフィルム1次送り工程S4と、挿通セット位置における前記第2のクランプ部のクランプ作動による図柄表示帯F1の始端部チャック工程後に、前記第2の切断部の作動により同表示帯F1の始端位置を幅方向直角に切断する余白部切断工程S6と、前記余白部切断工程S6後、前記フィルム1次送り工程S4に続いて再開されて1本分の図柄表示帯F1を連続給送する定寸本送り工程S9と、該定寸本送り工程S9の進行過程において、前記第1,第2のクランプ部間に亘り図柄表示帯F1の垂れ下り輪状変化を確認する垂れ下り検出工程S11と、前記モータのパルス駆動制御に基づく図柄表示帯F1の定寸本送り確認工程S12後に、同表示帯F1の終端位置を前記第1の切断部に整合させて給送終了する定寸本送り完了工程S13と、挿通セット位置における前記第1のクランプ部のクランプ作動による図柄表示帯F1の終端部チャック工程S14後に、前記第1の切断部の作動により同表示帯F1の終端位置を幅方向直角に切断して1本の定長図柄表示帯を分離する定寸切断工程S15と、前記双方のクランプ部をクランプ状態のまま挿通セット位置から溶着セット位置に適宜タイミング角度差を以って反転変向させて、各クランプ部から内向きに延出した図柄表示帯F1の始端部と終端部を溶着セット位置の受け台に上下重ね合わせ状態で一定幅に整合させるクランプ反転整合工程S16と、前記受け台に対して昇降溶着具を整合作動させて前記図柄表示帯F1の両端部分を非加熱ウェルダー方式で整合溶着して無端状の図柄ベルトBを成形する整合溶着工程S17と、前記両クランプ部の解放復帰によるベルト解放工程S18後に、前記図柄ベルトBをフィルム給送外へ排出するベルト排出工程S19と、ベルト排出後に前記両クランプ部を反転変向させて元の挿通セット位置に整合復帰させるクランプ反転復帰工程S20と、を有し、これらの工程動作を1サイクル作動に基づく所定順序で行うように設定したことを特徴とする図柄ベルトの製造方法。
IPC (6件):
B29C 65/78 ,  A63F 7/02 311 ,  B29C 69/00 ,  B29D 29/00 ,  B29C 65/08 ,  B29L 29:00

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