特許
J-GLOBAL ID:200903010090674081

容器の注ぎ口構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-094289
公開番号(公開出願番号):特開平11-001248
出願日: 1998年04月07日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 容器の中身の効果的な密封を提供し、熱処理や貯蔵及び輸送を容易に実施できる容器の注ぎ口構造提供する。【解決手段】 合成樹脂製注ぎ口部材1と合成樹脂製キャップ13とで構成する。注ぎ口部材1は、注ぎ通路3を軸方向に画成する管状のベース部2と、該ベース部2の軸方向一端部近傍の外周に形成した溶着部とを含み、ベース部2の軸方向他端部近傍に、キャップ装着部を外周に形成するとともに複数の切込線を組み合わせた切込線組合せ配置部8を形成した封止壁7を注ぎ通路3を横切って設ける。該突き破り部8は、キャップ13がベース部2に対して第一の位置から軸方向一端側の第二の位置まで移動した際に、封止壁7に加えられるキャップ13からの外力で、少なくとも部分的に突き破られて、封止壁7に少なくとも一つの通路開口11aを設けるように設定されている。
請求項(抜粋):
合成樹脂製容器体に溶着される合成樹脂製注ぎ口部材と該注ぎ口部材に装着される合成樹脂製キャップとで構成される容器の注ぎ口構造において、前記注ぎ口部材は、注ぎ通路を軸方向に画成する実質的に管状のベース部と、該ベース部の軸方向一端部近傍の外周に形成した少なくとも1個の溶着リブを有する容器体溶着部と、前記ベース部の外周に形成したキャップ装着部とを有するとともに、前記軸方向他端部近傍に切込線組合せ配置部を形成した封止壁を前記注ぎ通路を横切って設け、該切込線組合せ配置部は、前記キャップがベース部に対して第一の位置から軸方向一端側の第二の位置まで移動した際に、前記封止壁に加えられるキャップからの外力で、少なくとも部分的に突き破られて、前記封止壁に少なくとも一つの通路開口を設けることができる大きさであることを特徴とする容器の注ぎ口構造。

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