特許
J-GLOBAL ID:200903010092428002
回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-285170
公開番号(公開出願番号):特開平10-132837
出願日: 1996年10月28日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 寸法を大きくすることなく、センサ38の出力を十分に確保出来る構造を実現する。【解決手段】 回転輪1aと共に回転するトーンホイール31の第二の円筒部34に、透孔35と柱部分とを設ける。センサ38を構成するステータ42の両端縁部に形成した櫛歯状端縁部は、上記第二の円筒部34に対向させる。このステータ42の両端部に、1対の永久磁石45、45の同じ極同士を突き合わせ、突き合わせない一方の極を上記トーンホイール31のフランジ部33に、他方の極を磁性材製のカバー37に、それぞれ近接させる。上記センサ38とトーンホイール31とカバー37とが、閉ループ磁気回路を構成する。
請求項(抜粋):
使用時に回転しない固定輪に支持されるセンサと、この固定輪と同心に設けられ使用時に回転する回転輪に支持されて、この回転輪と共に回転するトーンホイールとを備え、このトーンホイールの少なくとも上記センサと対向する部分には、互いに磁気特性が異なる第一部分と第二部分とを、円周方向に亙って交互に且つ等ピッチで配置している、回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いて、上記固定輪の一部に磁性材を支持すると共にこの磁性材を、少なくとも上記トーンホイールの一部で上記センサと反対側の位置及び上記センサの一部に対向させており、上記トーンホイールは、上記回転輪の端部に支持される第一の円筒部と、この第一の円筒部の端部から直径方向に折れ曲がったフランジ部と、このフランジ部の端部から軸方向に延びた第二の円筒部とを備え、上記センサは上記トーンホイールと同心に配置された円環状のステータと、このステータの両端部に同じ極同士を突き合わせ若しくは近接させ、一方の他極を上記フランジ部に、他方の他極を上記トーンホイールの一部若しくは上記磁性材の一部に、それぞれ近接させている1対の永久磁石と、上記ステータの中間部に巻回されるコイルとを備え、上記ステータの両端縁部にそれぞれ複数ずつの突出部及び切り欠きを、円周方向に亙り交互に、且つ上記トーンホイールに設けた第一部分及び第二部分と等ピッチで設ける事により、それぞれ櫛歯状端縁部を形成し、一方の櫛歯状端縁部を構成する各突出部が上記第一部分と対向する瞬間に、他方の櫛歯状端縁部を構成する各突出部を上記第二部分に対向させ、上記センサとトーンホイールと磁性材とが閉ループ磁気回路を構成する事を特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
IPC (5件):
G01P 3/488
, B60T 8/00
, F16C 19/00
, F16C 19/52
, F16C 41/00
FI (5件):
G01P 3/488 J
, B60T 8/00 A
, F16C 19/00
, F16C 19/52
, F16C 41/00
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