特許
J-GLOBAL ID:200903010106856231

可変直径形ロータブレード作動システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-589399
公開番号(公開出願番号):特表2002-532340
出願日: 1999年12月14日
公開日(公表日): 2002年10月02日
要約:
【要約】主ロータ軸(22)とブレード作動軸(48)の間の回転速度および回転方向を変えることによってロータブレード(14)の機外ブレード部(18)の伸張および後退を制御するロータブレード作動システム(100)が開示される。ロータブレード作動システム(100)は、主ロータ軸(22)上の駆動歯車(102)と、ブレード作動駆動軸(48)上のブレード作動駆動歯車(134)を含む。主駆動装置(140)は、主ロータ軸(22)と係合して、主ロータ軸(22)からブレード作動軸(48)まで回転運動を伝達する。主駆動装置(108)は、駆動歯車(102)と係合する入力歯車(106)を含む。主ドライブ(112)は、入力歯車(106)および主クラッチ(110)を介して駆動歯車(102)と係合する。出力駆動装置(128)は、ブレード作動駆動歯車(134)と係合する。順方向クラッチ(122)は、主ドライブ(112)および出力ドライブ(128)との順方向遊星歯車組(124)の係合を制御する。順方向遊星歯車組(124)の係合により、ブレード作動軸(148)が主ロータ軸(122)の回転と同じ方向に回転する。逆方向クラッチ(130)は、主ドライブ(112)および出力ドライブ(128)との逆方向遊星歯車組(118)の係合を制御する。主ドライブ(112)および出力ドライブ(128)との逆方向遊星歯車組(118)の係合により、ブレード作動軸(48)が主ロータ軸(22)の回転と反対方向に回転する。ロータブレード作動制御装置(136)は、順方向および逆方向クラッチ(122、130)の係合および解放を制御する。
請求項(抜粋):
可変直径形回転翼システムが、回転翼ハブアセンブリに取り付けられ且つ回転翼ハブアセンブリによって回転軸線の回りで回転する複数のロータブレードアセンブリを含み、各々のロータブレードアセンブリが、機内ブレード部および機外ブレード部を有し、機外ブレード部が機内ブレード部に伸縮自在に取り付けられ、機外ブレード部の作動が、主ロータ軸とブレード作動軸の間の速度および方向を変えることによってロータブレード作動システムによって制御される、可変直径形回転翼システム用のロータブレード作動システムにおいて、 このロータブレード作動システムが、 前記主ロータ軸上に配置され且つ第1の組の歯を有する駆動歯車と、 前記ブレード作動駆動軸上に配置され且つ第1の組の歯を有するブレード作動駆動歯車と、 前記駆動歯車の前記第1の組の歯と噛合する入力歯車と、主ドライブと、前記入力歯車と前記主ドライブの間に配置されてこれらの間の回転運動の伝達を制御する主クラッチと、ブレード作動駆動歯車上で前記第1の組の歯と噛合する出力歯車と、前記出力歯車と噛合する出力ドライブと、前記主ドライブから前記出力ドライブまで回転運動を伝達するために動作する順方向遊星歯車組と、前記順方向遊星歯車組を前記主ドライブおよび前記出力ドライブと係合させて前記ブレード作動軸を前記主ロータ軸の回転と同じ方向に回転させる順方向クラッチと、前記主ドライブから前記出力ドライブまで回転運動を伝達するために動作する逆方向遊星歯車組と、前記記逆方向遊星歯車組を前記主ドライブおよび前記出力ドライブと係合させて前記ブレード作動軸を前記主ロータ軸の回転と反対方向に回転させる逆方向クラッチとを含み、前記主ロータ軸から前記ブレード作動軸まで回転運動を伝達する主駆動装置と、 前記順方向クラッチおよび前記逆方向クラッチの連結および解放を制御するロータブレード作動制御装置とからなることを特徴とする、可変直径形回転翼システム用のロータブレード作動システム。
IPC (2件):
B64C 27/58 ,  B64C 29/00
FI (2件):
B64C 27/58 ,  B64C 29/00

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