特許
J-GLOBAL ID:200903010113674777

真空電流遮断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-150978
公開番号(公開出願番号):特開2005-332721
出願日: 2004年05月20日
公開日(公表日): 2005年12月02日
要約:
【課題】 電流の流通及び遮断がプラズマ放電を伴わしめることなしに高速に得られる真空電流遮断装置を提供する。【解決手段】 真空バルブとその第1の絶縁性端板を貫通している柱状固定電極引出用導体と、その真空バルブ内遊端に取り付けられている板状固定電極と真空バルブの第2の絶縁性端板を貫通している柱状可動電極引出用導体とその真空バルブ内遊端に取り付けられている板状可動電極とを有する第1及び第2の真空電流遮断器と、間隔を保っている第1及び第2の柱状コイル導体部引出用導体部と両端を第1及び第2の柱状コイル導体部引出用導体部にそれぞれ連結しているコイル導体部とを有する連結用導体とを有し、第1及び第2の真空電流遮断器と連結用導体とが、その第1及び第2の柱状コイル導体部引出用導体部を第1及び第2の真空電流遮断器の柱状固定電極引出用導体にそれぞれ連結して一体化されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(a)第1及び第2の真空電流遮断器と、連結用導体とを有し、 (b)上記第1及び第2の真空電流遮断器のそれぞれが、 (i)絶縁性筒部とその両開放端を閉塞している第1及び第2の絶縁性端板とを有する真空バルブと、 (ii)上記真空バルブの第1の絶縁性端板を貫通して上記真空バルブの内外にその軸線上に延長して臨んでいる柱状固定電極引出用導体と、 (iii)上記柱状固定電極引出用導体の上記真空バルブ内に臨んでいる側の遊端にそれと同心的に固定して取り付けられている板状固定電極と、 (iv)上記真空バルブの第2の絶縁性端板を貫通して上記真空バルブの内外にその軸線上に延長して臨んでいる柱状可動電極引出用導体と、 (v)上記柱状可動電極引出用導体の上記真空バルブ内に臨んでいる側の遊端にそれと同心的に固定して取り付けられている板状可動電極とを有し、 (vi)上記柱状固定電極引出用導体及び上記板状固定電極中のいずれか一方または双方が、上記真空バルブに、その内外が連通しないように固定して取付けられ、 (vii)上記柱状可動電極引出用導体が、上記真空バルブに、その内外が連通しないように可動自在に取付けられ、 (c)上記連結用導体が、 (i)それぞれの軸線をそれらに共通の軸線上に延長させてその共通の軸線上に間隔を保ってそれぞれ配されている第1及び第2の柱状コイル導体部引出用導体部と、 (ii)軸線を上記共通の軸線上に延長させている状態で、一端を上記第1の柱状コイル導体部引出用導体部に、他端を上記第2の柱状コイル導体部引出用導体部にそれぞれ連結しているコイル状のコイル導体部とを有し、 (d)上記第1及び第2の真空電流遮断器と上記連結用導体とが、その連結用導体の第1の柱状コイル導体部引出用導体部の上記第2の柱状コイル導体部引出用導体部側とは反対側の遊端を上記第1の真空電流遮断器の柱状固定電極引出用導体の上記板状固定電極側とは反対側の遊端に連結し且つ上記連結用導体の上記第2の柱状コイル導体部引出用導体部の上記第1の柱状コイル導体部引出用導体部側とは反対側の遊端を上記第2の真空電流遮断器の柱状固定電極引出用導体の上記板状固定電極側とは反対側の遊端に連結している状態で、一体化されていることを特徴とする真空電流遮断器。
IPC (1件):
H01H33/66
FI (1件):
H01H33/66 Q
Fターム (1件):
5G026QB03
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 真空バルブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-123353   出願人:株式会社東芝
  • 特開平4-337219
  • 特開昭52-122870
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