特許
J-GLOBAL ID:200903010116598982

ローラの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 明信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-314840
公開番号(公開出願番号):特開平5-147125
出願日: 1991年11月28日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】偏肉がなく、耐久性に優れたローラを安価に、簡単に製造する。【構成】PFA樹脂チューブ5に、表面にプライマーを塗布して乾燥させた弾性ローラ4を挿入し、さらにPFA樹脂チューブ5の外周にPFA樹脂チューブ5の熱膨張率より小さな熱膨張率を有する材質から成る帯状体6を巻装させ、更にその上に未加硫ゴム7を巻装させる。これを加熱することにより、PFA樹脂チューブ5と帯状体6の熱膨張の差に加えて、帯状体6の外周に巻装された未加硫ゴム7の膨張により、PFA樹脂チューブ5の外側からPFA樹脂チューブ5を弾性ローラ4に押圧し、密着させてプライマーの接着力を促進させる。【効果】PFA樹脂チューブ5と弾性ローラ4が強固に接着されて耐久性の優れたローラを得る。しかも、帆布の帯状体が巻装されるため偏肉が生じない。
請求項(抜粋):
芯金上に弾性体を設けた弾性ローラをプライマを介して合成樹脂チューブに挿入し、加熱硬化し一体化してローラを作成するに際し、前記弾性ローラを前記合成樹脂チューブに挿入した後、前記合成樹脂チューブ外周に前記合成樹脂チューブの熱膨張率より小さい材質から成る帯状体を巻装し、前記帯状体上に未加硫ゴムを巻装して加熱し、前記合成樹脂チューブを外側から押圧して前記弾性ローラに接着させることを特徴とするローラの製造方法。
IPC (6件):
B29D 31/00 ,  B29C 69/00 ,  F16C 13/00 ,  G03G 15/20 103 ,  B29K 27:12 ,  B29L 31:32

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