特許
J-GLOBAL ID:200903010126899557

転がり案内装置および転がり案内装置の移動ブロックの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 世良 和信 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-131266
公開番号(公開出願番号):特開平7-317762
出願日: 1994年05月20日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】型成形によってブロック本体と少なくとも転動体逃げ穴部を一体成形可能とすることによって、転動体逃げ穴の穴開け加工が不要で、しかも組立工数を可及的に少なくし得、さらに騒音を低減させ得る転がり案内装置及びその移動ブロックの製造方法を提供する。【構成】転動体循環路の少なくとも転動体逃げ穴部を型成形体により構成し、該型成形体を高剛性のブロック本体とインサート成形により一体成形したことを特徴とする。また、型成形体は、転動体逃げ穴部に一体的につながりブロック本体の両端面に接合される方向転換路の内周部を有することを特徴とする。さらに、型成形体は負荷転動体転走路に沿って延びて両端が方向転換路内周部に一体的につながるリテーナ部を備え、転動体逃げ穴部,方向転換部およびリテーナ部によって囲まれた閉断面形状となっていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
移動ブロックを多数の転動体を介して案内レールに沿って移動自在に支持し、前記移動ブロックに前記転動体を循環案内する循環路を設け、前記転動体循環路を、移動ブロックと案内レールの対向面に形成される負荷転動体転走溝間の負荷域の負荷転動体転走路と、負荷域の転動体を負荷転動体転走路の一端から他端側に戻す無負荷域の戻し通路と、から構成し、前記戻し通路を、前記負荷転動体転走路と並行して延びる転動体逃げ穴と、転動体逃げ穴の両端を負荷転動体転走路の両端を接続する内周部と外周部を有する方向転換路と、から構成した転がり案内装置において、前記転動体逃げ穴部,方向転換路の内周部および負荷転動体転走路に沿って延びるリテーナ部のうちの、少なくとも一つを型成形体により構成し、該型成形体を高剛性のブロック本体と一体成形したことを特徴とする転がり案内装置。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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