特許
J-GLOBAL ID:200903010127899887

電気自動車用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-232125
公開番号(公開出願番号):特開2000-062445
出願日: 1998年08月18日
公開日(公表日): 2000年02月29日
要約:
【要約】【課題】 電気自動車の走行距離を伸ばす技術として、空調節電スイッチを設けてコンプレッサ駆動用モータ8の消費電力を制限する技術が知られているが、乗員に節電の意思がなければ空調の節電は行われず、走行距離が著しく低下する。【解決手段】 通常時はコンプレッサ駆動用モータ8の消費電力の上限値を1.5kWに制限して節電し、走行距離を伸ばす。乗員が空調能力の不足を感じてマックスエアコンスイッチ4をオン操作すると、所定時間に亘ってコンプレッサ駆動用モータ8の消費電力の上限値を3.0kWに引上げて空調能力を増大させ、空調フィーリングを向上させる。所定時間経過後は、再びコンプレッサ駆動用モータ8の消費電力の上限値を1.5kWに制限して節電し、走行距離を伸ばす。つまり、確実に空調の節電が行われ、且つ空調能力不足時のフィーリングの悪化を防止できる。
請求項(抜粋):
冷凍サイクルのコンプレッサを電動モータで駆動するとともに、車両走行用バッテリの電力によって前記電動モータを駆動する電気自動車用空調装置であって、乗員によってオン操作可能に設けられ、節電運転を解除するための手動スイッチと、この手動スイッチがオン操作された場合、所定時間に亘って前記電動モータの消費電力の上限値を高い値に引き上げる制御手段と、を備える電気自動車用空調装置。

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