特許
J-GLOBAL ID:200903010128132164

水中構造物の建造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-193437
公開番号(公開出願番号):特開平8-060645
出願日: 1994年08月17日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 特に大水深域に設置される深海ステーションのごとき水中構造物を建造するための有効な建造方法を提供する。【構成】 水上構造物3はその設置位置Pの近傍に浮かべておき、水底構造物2はその設置位置のほぼ直上から沈降させて水底に沈設する。水底構造物を沈降させるに際しては沈降時における揺動を防止するための姿勢安定化装置21を装着して水中を自律的に沈降させる。長尺構造物4はその上端部を仮設の浮体構造物に連結することで水中において浮遊する状態で吊下げ支持しつ構築し、その上端部を水上構造物に連結した後、仮設の浮体構造物を解体する。そして、水上構造物および長尺構造物を水底構造物の直上位置に導いて長尺構造物の下端部を水底構造物に連結する。
請求項(抜粋):
水面上に浮かぶ水上構造物と、水底に沈設される水底構造物と、それら水上構造物と水底構造物とを連結する長尺構造物とにより構築される水中構造物を建造するに際し、前記水上構造物をその設置位置の近傍に浮かべるとともに、前記水底構造物をその設置位置のほぼ直上から沈降させることで水底に沈設することとして、該水底構造物を沈降させるに際しては該水底構造物に沈降時における揺動を防止するための姿勢安定化装置を装着して水中を自律的に沈降させるものとし、前記長尺構造物はその上端部を仮設の浮体構造物に連結することで水中において浮遊する状態で吊下げ支持し、その状態で該長尺構造物を前記水上構造物の直下に導いてその上端部を水上構造物に連結した後、仮設の浮体構造物を解体し、次いで、水上構造物および長尺構造物を前記水底構造物の直上位置に導いて長尺構造物の下端部を水底構造物に連結することを特徴とする水中構造物の建造方法。

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