特許
J-GLOBAL ID:200903010128189573

無停電電源装置の出力変圧器の偏磁防止回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-197663
公開番号(公開出願番号):特開平6-022475
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】 出力変圧器を介在させたインバータ出力と、バイパス電源出力とを有する無停電電源装置の出力変圧器の偏磁防止を図る。【構成】 ローパスフィルタ15で検出したインバータ出力電流の直流成分を第1のA/Dコンバータ23でディジタル変換し、電圧検出器26で検出したインバータ出力電圧の平均値を第2のA/Dコンバータ24でディジタル変換してマイクロコンピュータ19に入力し、バイパス電源出力とインバータ出力とを同期させ、かつ前記直流成分を打ち消し得る基準正弦波データをROM20から選択し、この基準正弦波データに前記第1のA/Dコンバータ23の出力に対応したオフセットを与えてディジタル基準正弦波として送出する。【効果】 ディジタル基準正弦波を発生させる回路が温度変化や経時変化の影響を受けないので、確実に出力変圧器の偏磁や飽和を防止することができる。
請求項(抜粋):
出力変圧器を介在させたインバータ出力と、バイパス電源出力とを無停電電源装置の出力変圧器の偏磁防止回路において、前記インバータ出力電流の直流成分を検出するローパスフィルタと、このローパスフィルタの出力をディジタル変換する第1のA/Dコンバータとを備えるとともに、前記インバータ出力電圧の平均値を検出する電圧検出器と、この電圧検出器の出力をディジタル変換する第2のA/Dコンバータとを備え、かつ前記バイパス電源周波数に対応するパルスとインバータ出力周波数に対応するパルスとが入力され、その位相差および周波数偏差に対応する初期値を設定し、この初期値が零になるまでのダウンカウント時間と前記第2のA/Dコンバータの出力とに対応する基準正弦波データをROMから選択するマイクロコンピュータを備え、このマイクロコンピュータによって前記基準正弦波データに前記第1のA/Dコンバータの出力に対応したオフセットに与えてディジタル基準正弦波として送出し、このディジタル基準正弦波をアナログ変換して前記インバータ出力電圧の瞬時値に加算し、前記直流成分を打ち消す出力を得ることを特徴とする無停電電源装置の出力変圧器の偏磁防止回路。
IPC (2件):
H02J 9/06 504 ,  G05F 1/44

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