特許
J-GLOBAL ID:200903010129770032

ハイポイドギヤ動力伝達装置のバックラッシ調整機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-184011
公開番号(公開出願番号):特開平8-028669
出願日: 1994年07月13日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 電動モータを取り付ける際に、電動モータを回転方向などに移動可能にすることで、シムなどを使用しなくても、バックラッシ量を容易に調整できるハイポイドギヤ動力伝達装置を提供することである。【構成】 電動モータmを構成している円形のインロー部5を、電動モータの出力軸10に直結しているピニオン6に対して偏心させる。よって、インロー部5を嵌合させつつ、モータハウジング4を回転させると、インロー部の中心5aを回転中心としてピニオン6は公転可能である。そして、適度なバックラッシ量を得ることができる位置で、電動モータmのプレート部7をボルト8で固定するが、取り付けるためのボルト穴も、回転方向に調整可能であるように長孔などに形成している。
請求項(抜粋):
ギヤハウジング内で、ギヤホイールがベアリングによって回転自在に支持されている一方、電動モータのモータハウジングにインロー部を形成し、このインロー部をギヤハウジングに形成した挿入孔に嵌合させつつ、モータハウジングのプレート部をギヤハウジングにボルトで取り付け、かつ、この電動モータの出力軸に直結しているピニオンが、ギヤハウジング内で上記ギヤホイールとかみ合うように構成したハイポイドギヤ動力伝達装置において、円形のインロー部の中心と、ピニオンを連結した電動モータの出力軸の中心とを偏心させ、ギヤハウジングの上記挿入孔内でインロー部を回転させることによって、上記出力軸及びピニオンが、インロー部の中心を公転しうる構成にする一方、ギヤハウジングに取り付けるためのプレート部のボルト孔を、そこにボルトを通した状態で、インロー部が挿入孔内で回転しうる形状に形成したことを特徴とするハイポイドギヤ動力伝達装置のバックラッシ調整機構。
IPC (3件):
F16H 57/12 ,  F16H 1/18 ,  H02K 7/116

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