特許
J-GLOBAL ID:200903010130796673

1室式容器兼用注射器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市川 理吉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-310007
公開番号(公開出願番号):特開平8-141081
出願日: 1994年11月18日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 従来の1室式容器兼用注射器が医者等に与えていたところの、注射器外筒の外筒部の内周面とストッパーの凸状部との間に密閉された空気が患者等への注射中に患者等の体内に注入されるのではないか、という不安を解消する。【構成】 注射器外筒10の筒先部13側の外筒部11内に弾性材製のストッパー2を摺動自在に圧入する。注射器外筒10の開口部14側の外筒部11内に弾性材製のプランジャー3を摺動自在に圧入する。ストッパー2とプランジャー3との間の外筒部11内に所定量の注射液4を密封する。ストッパー2の凸状部2a,2bの中の、最も筒先部13寄りに位置する凸状部2aを除く全ての凸状部2bに、ストッパー2の軸方向に走る連通溝2cを凹設する。
請求項(抜粋):
注射器外筒の筒先部側の外筒部内に弾性材製のストッパーが摺動自在に圧入され、前記注射器外筒の開口部側の外筒部内に弾性材製のプランジャーが摺動自在に圧入されて、前記ストッパーとプランジャーとの間の外筒部内に所定量の注射液が密封されており、外筒部の内孔に連続する前記筒先部の内室の直径が外筒部の内径と同一か僅かに大きく設定され、前記内室の軸方向の長さが前記ストッパーの軸方向の長さより僅かに長く設定され、前記内室を形成する筒先部の内壁面には、外筒部の筒先部側の端面から筒先部の注射針連通孔に至るバイパス溝が凹設され、前記ストッパーの外周面には、外筒部の内周面に全周に亘って密着する2本以上の凸状部が周設されている1室式容器兼用注射器において、前記ストッパーの凸状部の中の、最も筒先部寄りに位置する凸状部を除く全ての凸状部には、ストッパーの軸方向に走る連通溝が凹設されていることを特徴とする1室式容器兼用注射器。

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