特許
J-GLOBAL ID:200903010133052578
自動変速機用歯車変速装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-348849
公開番号(公開出願番号):特開2004-183702
出願日: 2002年11月29日
公開日(公表日): 2004年07月02日
要約:
【課題】ダブルサンギヤ型遊星歯車組を用いた自動変速機用歯車変速装置において、このダブルサンギヤ型遊星歯車組の小型化およびそれによる自動変速機の小型化を図る。【解決手段】ダブルサンギヤ型遊星歯車組を用いた自動変速機用歯車変速装置において、二つのサンギヤの間に配置するセンターメンバの板厚を、ピニオンギヤを両端で支持するキャリアプレートの板厚よりも薄くする。それによって、センターメンバに加わるトルクに耐えうるだけの剛性を確保しつつ、これらサンギヤの間の間隔を短くし、遊星歯車組の小型化と、それによる自動変速機自体の小型化を図る。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
動力源からの動力回転が入力される入力部と、
前記動力回転が変速された後の変速回転を出力する出力部と、
該入出力部間に多数の動力伝達経路を提供可能とする複数の遊星歯車組と、
該複数の遊星歯車組が前記動力伝達経路の内一つを選択して対応変速比で前記入力部からの回転を変速し、前記出力部へ出力し得るようになすための選択的に断接可能な複数の摩擦要素とを具え、
前記複数の摩擦要素の締結・解放の組み合わせにより少なくとも2速の変速段を選択可能とした自動変速機用歯車変速装置であって、
前記複数の遊星歯車組の内一つの遊星歯車組を、
二つのサンギヤと、
該二つのサンギヤのそれぞれと噛み合う共通のピニオンギヤと、
前記二つのサンギヤの間に配置した、該遊星歯車組外からの回転を入力される、または該遊星歯車組外へ回転を出力するセンターメンバと、
前記ピニオンギヤを回転可能に支持するピニオンシャフトと、
該ピニオンシャフトをその両端で支持するキャリアプレートを有するキャリアと、
前記ピニオンギヤと噛み合うリングギヤとを具えるダブルサンギヤ型遊星歯車組とした自動変速機用歯車変速装置において、
前記複数の摩擦要素の内、締結時に他の摩擦要素よりも大きなトルクを伝達可能な摩擦要素と前記キャリアプレートとを連結し、
前記複数の摩擦要素の内、締結時に前記大きなトルクを伝達する摩擦要素よりも小さいトルクを伝達する他の摩擦要素と前記センターメンバとを連結し、
前記センターメンバの板厚を前記キャリアプレートの板厚よりも薄くしたことを特徴とする自動変速機用歯車変速装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (18件):
3J028EA25
, 3J028EB08
, 3J028EB13
, 3J028EB31
, 3J028EB33
, 3J028EB35
, 3J028EB37
, 3J028EB66
, 3J028FA06
, 3J028FA14
, 3J028FB06
, 3J028FC13
, 3J028FC25
, 3J028FC62
, 3J028FD01
, 3J028GA02
, 3J028HA14
, 3J028HA15
前のページに戻る