特許
J-GLOBAL ID:200903010134477637

位相差フィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-198183
公開番号(公開出願番号):特開平6-043321
出願日: 1992年07月24日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 レターデーション値Reが全面で均一でかつ視野角特性が優れた横一軸延伸ポリサルフォンフィルムの製造方法を提供すること。【構成】 平行に配置された一対のガイドレールと、各ガイドレールに装着され長さ方向へ自由滑走すると共にフィルム端部を把持する複数のクリップ2群とでフィルム把持手段100を構成し、各クリップ間に適宜間隔を設けた状態で横一軸延伸処理したポリサルフォンフィルム(一軸延伸フィルムp)の横方向両端部を把持した後、熱収縮処理を施して一軸延伸フィルムpの縦方向の長さを熱収縮前における長さの1/a’1/2 倍以上(但し、a’は横一軸延伸処理の際のズリを考慮した理論延伸倍率である)に制御することを特徴とする。そして得られたフィルムは延伸直角方向の屈折率と厚み方向の屈折率が近似して入射角によるレターデーション値Reが全面で均一になるためその視野角特性の向上が図れる。
請求項(抜粋):
ポリサルフォン系フィルムを横一軸延伸処理した後、このポリサルフォン系フィルムの縦方向を熱収縮させて位相差フィルムを製造する方法において、平行に配置された一対のガイドレールと、各ガイドレールに装着されかつ長さ方向へ自由滑走すると共に上記ポリサルフォン系フィルムの横方向両端部を把持する複数の治具群とでフィルム把持手段を構成し、このフィルム把持手段の治具間に適宜間隔を設けた状態で横一軸延伸処理されたポリサルフォン系フィルムの横方向両端部を順次把持させた後、熱収縮処理を施してポリサルフォン系フィルムの縦方向の長さを熱収縮前における長さの1/a’1/2 倍以上(但し、a’は上記横一軸延伸処理の理論延伸倍率である)に制御することを特徴とする位相差フィルムの製造方法。
IPC (2件):
G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 510

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