特許
J-GLOBAL ID:200903010141798244
表面被覆超硬合金切削工具
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
深見 久郎 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-036844
公開番号(公開出願番号):特開2002-239808
出願日: 2001年02月14日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】 硬質被覆膜の超硬合金基体への密着力を高めるとともに、耐摩耗性の向上を可能とした、表面被覆超硬合金切削工具を提供することにある。【解決手段】 超硬合金基体の表面部にη相が、A領域(刃先稜線部から逃げ面方向に向かう0.1mm≦a≦3.0mmの領域)、B領域(刃先稜線部の範囲)およびC領域(刃先稜線部からチップブレーカの底を含むすくい面方向に向かう0.3mm≦c≦3.0mmの領域)の連続領域で5%以上、40%以下の領域割合で点在し、A領域、B領域およびC領域の連続領域で表面粗さが超硬合金基体の端面からの観察によって測定される基準長さ5μmに対し、面粗さがRmax0.2μm〜1.3μmとなる均一な面粗さを有する。
請求項(抜粋):
周期律表のIVA、VA、VIA族の炭化物、窒化物、および、炭窒化物から選ばれた1種以上を硬質相とし、Fe、Ni、Co、Mo、および、Crからなる群より選択される材料を含む、Coを主成分とする結合相とを備え、すくい面にプレス焼成されたチップブレーカが配設された超硬合金基体の表面部に、アスペクト比が5以上の柱状組織を有するTiCN硬質被覆膜を少なくとも1層以上有し、かつ、前記柱状組織を有するTiCN硬質被覆膜と異なる表面硬質被覆膜を少なくとも1層以上有する表面被覆超硬合金切削工具であって、前記超硬合金基体の表面部のA領域、B領域、およびC領域の連続した領域範囲で、前記A領域が、刃先稜線部から逃げ面方向に向かう0.1≦a≦3.0mmの範囲の領域、前記B領域が、前記刃先稜線部の範囲、および、前記C領域が、前記刃先稜線部からすくい面方向に向かう0.3≦c≦3.0mmの範囲の領域である場合に、前記超硬合金基体の表面部にη相が前記A領域、前記B領域および前記C領域の連続領域で5%以上、40%以下の領域割合で点在し、前記A領域、前記B領域および前記C領域の連続領域で表面粗さが前記超硬合金基体の断面からの観察によって測定される基準長さ5μmに対し、面粗さがRmax0.2〜1.3μmとなる均一な面粗さを有することを特徴とする、表面被覆超硬合金切削工具。
IPC (3件):
B23B 27/14
, C23C 16/36
, B23B 27/22
FI (4件):
B23B 27/14 A
, B23B 27/14 B
, C23C 16/36
, B23B 27/22
Fターム (39件):
3C046FF03
, 3C046FF10
, 3C046FF11
, 3C046FF13
, 3C046FF16
, 3C046FF22
, 3C046FF25
, 3C046FF32
, 3C046FF39
, 3C046FF45
, 3C046FF46
, 3C046FF50
, 3C046FF53
, 3C046FF55
, 3C046JJ06
, 4K030AA03
, 4K030AA10
, 4K030AA14
, 4K030AA17
, 4K030AA18
, 4K030BA10
, 4K030BA18
, 4K030BA22
, 4K030BA35
, 4K030BA36
, 4K030BA38
, 4K030BA41
, 4K030BA42
, 4K030BA43
, 4K030BA49
, 4K030BA53
, 4K030BA56
, 4K030BA57
, 4K030BB02
, 4K030BB03
, 4K030BB11
, 4K030BB13
, 4K030CA03
, 4K030JA01
前のページに戻る