特許
J-GLOBAL ID:200903010142841844

QCMセンサーを用いた定量方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-097303
公開番号(公開出願番号):特開2006-275865
出願日: 2005年03月30日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】 QCMセンサーを免疫センサーとして用いる場合、得られる周波数変化は抗原-抗体反応等による生体反応、あるいは吸着反応により電極表面に付着した測定対象物質の質量に比例する。しかし試料溶液中の測定対象物質の分子量が小さい場合、あるいは存在濃度が極めて低い場合、その周波数変化は非常に小さくなり、定量が極めて困難になるという問題があった。抗原-抗体反応により電極上に担持された抗体と抗原が結合した後に、更に抗体を吸着させたラテックス粒子を加え周波数変化を増幅させる方法が提案されているが、未だ十分でない。 【解決手段】 第一のラテックス粒子を加え周波数を増幅させると共に、架橋性化合物と第二のラテッックス粒子を添加しラテックス同士の結合と凝集を発現することにより周波数変化を増幅させる。【選択図】 無し
請求項(抜粋):
溶液中の測定対象物質を定量するQCMセンサーを用いた定量方法であって、電極表面に前記測定対象物質の特定部位と特異的に反応する基質Aが固定化されており、質量増感微粒子a表面に基質Bと基質Cとが固定化されており、前記基質Bは前記測定対象物質の部位のうち基質Aと反応する部位とは異なる部位と特異的に反応する物質であり、前記基質Cは前記測定対象物質、前記基質A、前記基質Bとは反応性を示さない物質であり、前記測定対象物質が前記基質Aと前記基質Bと反応することによって、前記電極と前記質量増感微粒子aとの間に前記測定対象物質を挟みこむ工程と、表面に前記基質Cを有する質量増感微粒子bと、前記基質Cと特異的に反応する基質Dを1分子中に少なくとも2分子以上有する架橋性化合物Eとを添加する工程とを有するQCMセンサーを用いた定量方法。
IPC (5件):
G01N 5/02 ,  G01N 33/543 ,  G01N 33/545 ,  G01N 33/553 ,  G01N 33/53
FI (5件):
G01N5/02 A ,  G01N33/543 593 ,  G01N33/545 Z ,  G01N33/553 ,  G01N33/53 U
引用特許:
出願人引用 (2件)

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