特許
J-GLOBAL ID:200903010143161790

垂直可動シャッタ用駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-289323
公開番号(公開出願番号):特開平8-210062
出願日: 1995年10月11日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【課題】 構造が単純で、閉鎖位置への移動を減衰すると共に開放位置への移動を妨げない、垂直移動可能なシャッタ用の駆動装置を提供すること。【解決手段】 ロールシャッタ(1)用の駆動装置に関する。ロールシャッタを開放位置まで駆動するために、モータ(8)が設けられ、モータは、駆動装置(7)と、ロールシャッタを巻き上げるロール(2)の軸受軸(3)に作用する鎖伝動装置(5)とを備え、また、ビスカスカップリング(10)は、制動素子を構成し、そのハウジングは回転不能に保持され、そのハブは回転可能に軸受軸(3)に接続され、開放位置へのシャッタの移動に対応する回転方向では、実質的にカウンタモーメントを生成せず、一方、閉鎖位置へのシャッタの移動に起因する回転方向では、制動モーメントを生成することによりシャッタを閉鎖位置まで減衰して移動させる。
請求項(抜粋):
閉鎖位置と開放位置との間で移動可能なシャッタ(1)特にロールシャッタ用の駆動装置であって、回転動作を生成するモータ(8)と、任意の伝動装置(7)とを有し、前記モータ(8)と任意の駆動装置(7)が、駆動素子(5)を介して前記シャッタ(1)に作用して該シャッタ(1)を開放位置に設定し、更に、前記モータ(8)の補助無しに前記シャッタ(1)を閉鎖位置まで自動的に移送する動作を開始する手段と、前記シャッタ(1)を閉鎖位置までその死重により自動的に移送する動作を減速する制動素子(10)とを有する駆動装置において、前記制動素子として機能するビスカスカップリング(10)が、カップリングハウジング(11)とカップリングハブ(26)とを備え、前記カップリング部品が、それらの間に環状円筒形の作動室(31)を形成しており、前記ビスカスカップリング(10)が、更に、カップリングハウジング(11)とカップリングハブ(26)との間に、一定の順序で配設された環状板(32、37)を備え、前記環状板(32、37)が、径方向に部分的に重なり合って作動室(31)内に配設され、前記作動室(31)が、前記環状板(32、37)により占有されていない作動室(31)の部分を満たす、高粘性媒体で充填され、前記媒体が、大気圧より高い永久予圧を受け、前記二つのカップリング部品の一方(11又は26)が、回転不能に保持され、前記板(32、37)が、回転方向(B)及びシャッタ(1)の閉鎖位置への移動に対応する回転動作を行うビスカスカップリング(10)のカップリング部品(26)に対し、速度の関数として増加する制動モーメントを印加する、ように構成され、前記板(32、37)が、更に、シャッタ(1)の開放位置への移動に対応する逆の回転方向(A)において、回転動作に係るカップリング部品(26)上に最小の制動効果を付与するように構成されていることを特徴とする駆動装置。
IPC (2件):
E06B 9/80 ,  F16D 57/04

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