特許
J-GLOBAL ID:200903010167257764
産業車両用油圧パワーステアリング装置及び産業車両
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-098757
公開番号(公開出願番号):特開平10-287258
出願日: 1997年04月16日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 ハンドル角の補正を行うと車両の制御性が低下するような旋回状態でのハンドル角の補正を禁止する。【解決手段】 オービットロールがハンドルの操舵量に基づいて供給する作動油にてステアリングシリンダがハンドルの操舵量分だけ操舵輪を操舵する。ハンドル角と操舵角に対する目標ハンドル角とのずれが許容値以上となると、マイコンが電磁制御弁を制御してステアリングシリンダに供給される作動油を還流させる。マイコンは操舵角データDθTと車速データDV とに基づいて把握する車両の旋回状態がマップM2にて定義された切れ込み領域Φ内にあり、かつ、ステアリングシリンダに供給される作動油の油圧にて操舵輪の切れ込みが規制されないときにはハンドル角の補正を禁止する。
請求項(抜粋):
作動油を所定油圧で供給する作動油供給手段と、作動油が給排される一対の油室を備え、一方の油室に作動油が供給されるとともに他方の油室から作動油が排出されることにより操舵輪を左右いずれかに操舵する操舵用油圧シリンダと、前記作動油供給手段から供給される作動油を前記操舵用シリンダの一方の油室に供給するとともに他方の油室から排出される作動油を同作動油供給手段に還流させる作動油供給制御手段と、前記作動油供給制御手段の供給側と還流側とを連通可能に設けられた電磁制御弁と、ハンドルの実ハンドル角を検出するハンドル角検出手段と、操舵輪の操舵角を検出する操舵角検出手段と、前記操舵角に対応する正規の目標ハンドル角を求め、該目標ハンドル角と実ハンドル角とのずれ量が許容値以上であるときに前記電磁制御弁を制御して前記作動油供給制御手段から供給される作動油を同作動油供給制御手段に還流させる操舵制御手段と、車両の旋回状態に応じた車両状態値を検出する旋回状態検出手段と、前記車両状態値に基づき、車両の旋回状態がハンドルと操舵輪とが連動すべきハンドル角補正禁止状態であるか否かを判定する旋回時補正判定手段と、旋回状態がハンドル角補正禁止状態であるとき、前記操舵制御手段による電磁制御弁の制御を禁止する補正禁止手段とを備えた産業車両用油圧パワーステアリング装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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