特許
J-GLOBAL ID:200903010177055000

帯体縫い付け用ミシン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-316244
公開番号(公開出願番号):特開平6-142373
出願日: 1992年10月30日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 縫い始め端と共にミシンベッド上に復帰する縫い付け済みの帯体の生地に対する遅れを解消し、帯体縫い付けの最終段階までの自動化を可能として、縫い付け作業の高能率化を図る。【構成】 ミシンベッド1aに沿って延びる揺動アーム40の前端に補助送りローラ42を取り付け、揺動アーム40の揺動軸と同軸をなす補助送りモータ41の出力軸にタイミングベルト43を介して連結する。揺動アーム40の揺動軸の後側を、コイルばね45により上向きに付勢し、同じく後端部を、昇降シリンダ46の進出により押し下げる構成とする。ミシンベッド1a上への縫い始め端の復帰を検出して、この検出に応じて補助送りモータ41を駆動し、また昇降シリンダ46を退入動作させる。このとき補助送りローラ40は、コイルばね45のばね力による揺動アーム40の揺動に応じてミシンベッド1a上に下降し、縫い始め端と共にミシンベッド1a上に復帰するゴム帯Rに転接して、補助送りモータ41からの伝動により回転し、ゴム帯Rに送り力を付与する。
請求項(抜粋):
筒口を有する生地をミシンベッドに沿わせて針落ち位置に送り込むと共に、適宜の幅を有する帯体をミシンベッドの上方から針落ち位置に送り込み、前記筒口の端縁に前記帯体を重ねて縫い付ける動作を、両者の縫い始め端が針落ち位置に復帰する前に帯体を切断し、復帰した縫い始め端に適長縫い付けて完了する帯体縫い付け用ミシンにおいて、前記縫い始め端の針落ち位置への復帰を、該縫い始め端に縫い付けられた帯体の存在を媒介として検出する手段と、この検出に応じて前記ミシンベッド上に下降し、前記縫い始め端と共に復帰する縫い付け済みの帯体に転接して、その回転により送り力を付与する補助送りローラとを具備することを特徴とする帯体縫い付け用ミシン。

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