特許
J-GLOBAL ID:200903010177057607
コンパイル処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-106572
公開番号(公開出願番号):特開平7-319710
出願日: 1994年05月20日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 マルチタスク処理や並列処理を行う計算機においてデータの最適化を行い、使用するメモリ量を最小にすることが可能となるコンパイル処理方法を提供する。【構成】 プログラムソース7を入力として字句の解析を行なう字句解析1と、字句解析1の出力を入力としてその構文を解析する構文解析2と、構文解析2の出力を入力として構文の意味解析を行なう意味解析3と、意味解析3の出力を入力としてプログラムをより小さな処理グループに分割し該処理グループ間でのデータの参照関係を抽出するデータ参照関係解析4と、データ参照解析4の出力を入力として前記処理グループ内でのデータ依存関係グラフを作成するデータ依存関係処理5と、データ依存関係処理5の出力を入力として実行コード8を生成して出力するコード生成6より構成される。
請求項(抜粋):
プログラムソースを入力として字句の解析を行なう字句解析ステップと、前記字句解析の出力を入力としてその構文を解析する構文解析ステップと、前記構文解析ステップの出力を入力として構文の意味解析を行なう意味解析ステップと、前記意味解析ステップの出力を入力としてプログラムをより小さな処理グループに分割し該処理グループ間でのデータの参照関係を抽出するデータ参照関係解析ステップと、前記データ参照解析ステップの出力を入力として前記処理グループ内でのデータ依存関係グラフを作成するデータ依存関係処理ステップと、前記データ依存関係処理ステップの出力を入力として処理プログラムコードを生成して出力するコード生成ステップを備え、前記データ参照解析ステップは、抽出された処理グループ各々において該処理グループで値が更新されるが該処理グループの再実行時に以前の値を保存しておく必要がなく該処理グループ以外では参照のみされる第1のデータと、処理グループ単位内においてのみ値の代入および参照がなされるような第2のデータのいずれかもしくは両方を認識して抽出し、前記データ依存関係ステップは、前記データ参照解析ステップが上記第1および第2のデータを抽出した場合は前記処理グループ間で該当するデータに対してオーバーラップしないように共通のメモリ領域を割り当てたデータ依存関係グラフを作成することを特徴としたコンパイル処理方法。
IPC (2件):
G06F 9/45
, G06F 15/16 430
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