特許
J-GLOBAL ID:200903010181931737
ピンスライド型ディスクブレーキ装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-265908
公開番号(公開出願番号):特開2002-070898
出願日: 2000年09月01日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキ性能の高効率および安定化を図り、ブレーキパッドの引き摺りを小さく抑えつつ、キャリパに作用する回転力を減少させて軽量、かつ簡素な構造のピンスライド型ディスクブレーキ装置を得ること。【解決手段】 アウタブレーキパッド70をキャリパ20のリアクション部23に一体的に固定し、アウタブレーキパッド70側の制動力が所定の値に達するまでは、キャリパ20がキャリア10に対して摺動案内される一対のピンスライド機構部で支承され、アウタブレーキパッド70側の制動力が所定の値を超えると、一対のピンスライド機構部に加えてキャリア10にても支承されるよう構成する。
請求項(抜粋):
ディスクロータの一側面側で不動部に固定されるキャリアと、該キャリアに対してロータ軸方向と平行な方向に可動的に案内されるキャリパと、該キャリパを案内するロータ周方向に離隔した一対のピンスライド機構であって、該ピンスライド機構のうちの少なくとも一方が金属同士の接触によって摺動自在に案内されるピンスライド機構と、前記ディスクロータの一側面側であって、前記キャリアのロータ周方向に離隔するレール部にロータ軸方向と平行な方向に可動的に装架され、かつロータ周方向に支承されるインナブレーキパッドと、該インナブレーキパッドを押圧作動するよう前記キャリパの一側に設けられるアクチュエータと、該アクチュエータ部からディスクロータの外周を跨いで延在する前記キャリパの他側のリアクション部と、該リアクション部に一体的に固定されるアウタブレーキパッドとから成り、前記アクチュエータを作動して、前記インナブレーキパッドが前記ディスクロータの一側面に押圧されると共に、その反力により前記アウタブレーキパッドが前記ディスクロータの他側面に押圧されて制動力を生起するときに、前記アウタブレーキパッド側は、前記制動力が所定の値に達するまでは前記一対のピンスライド機構部で支承され、かつ前記制動力が所定の値を超えると、前記キャリアにても支承されるよう構成されていることを特徴とする、ピンスライド型ディスクブレーキ装置。
IPC (3件):
F16D 55/224 106
, F16D 55/224 113
, F16D 65/095
FI (3件):
F16D 55/224 106 B
, F16D 55/224 113 Z
, F16D 65/095 A
Fターム (14件):
3J058AA43
, 3J058AA48
, 3J058AA53
, 3J058AA58
, 3J058AA63
, 3J058AA69
, 3J058AA73
, 3J058AA77
, 3J058AA83
, 3J058AA87
, 3J058BA51
, 3J058CA50
, 3J058CB13
, 3J058CC83
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
特開昭59-137629
-
ディスクブレーキ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-097102
出願人:トヨタ自動車株式会社
-
特開昭54-145863
前のページに戻る