特許
J-GLOBAL ID:200903010182228312

建機の油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-230190
公開番号(公開出願番号):特開平9-071978
出願日: 1995年09月07日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 ブーム下降時にはブームシリンダが短縮駆動状態であるにも拘らずにエンジンがアイドリング状態に下がる不都合を解消させる。【解決手段】 ブームシリンダ5c用制御弁9内における供給側油路に絞り弁9sを設け、容量可変型油圧ポンプ8を調節する流量調節機構13とを備え、絞り弁9sの圧油供給下手側の第1油路14tと、制御弁9の圧油供給ポート9pの第2油路15との差圧を所定値に維持するロードセンシングと、ブームシリンダ5cの停止時にはエンジンをアイドリングとし、作動時にはエンジン回転数をアクセルレバー通りの設定値に設定するオートアイドルとを備える。オートアイドルの作動、非作動を司る圧力センサ23は、第1油路14tの圧を検出するものに構成し、圧力センサ23の圧検出作動がなくなってから所定時間経過後にアイドリング状態に移行するように、圧力センサ23とアクセル制御手段Dとを連係させるタイマー手段27を備える。
請求項(抜粋):
油圧アクチュエータ(5c),(6c)と、可変容量型の油圧ポンプ(8)と、前記アクチュエータ(5c),(6c)への圧油供給経路に対する絞り弁(9s),(10s)を内装した制御弁(9),(10)と、前記油圧ポンプ(8)の単位時間当たりの吐出量を可変設定する流量調節機構(13)とを備え、前記絞り弁(9s),(10s)に対する圧油供給下手側部分に連通する第1油路(14t)と、前記制御弁(9),(10)の圧油供給ポート(9p),(10p)に連通する第2油路(15)との差圧を所定値に維持するように前記流量調節機構(13)を操作する負荷制御手段(A)と、エンジン回転数を人為操作によって調節設定するアクセル操作具(24)と、エンジン回転数を駆動操作して調節設定するアクセル調節機構(B)と、前記油圧アクチュエータ(5c),(6c)が作動しているか否かを検出する作動検出手段(C)とを備え、前記油圧アクチュエータ(5c),(6c)の停止時にはエンジン回転数をアイドリング側に変更操作するとともに、前記油圧アクチュエータ(5c),(6c)の作動時にはエンジン回転数を前記アクセル操作具(24)による設定値に操作するように、前記アクセル調節機構(B)を作動させるアクセル制御手段(D)とを備え、前記作動検出手段(C)を、前記第1油路(14t)に圧が立っているか否かを検出するものに構成するとともに、この作動検出手段(C)による圧検出作動がなくなってから所定時間経過後に前記アクセル制御手段(D)が作動するように、これら作動検出手段(C)とアクセル制御手段(D)とを連係させるタイマー手段(27)を備えてある建機の油圧回路。
IPC (5件):
E02F 9/22 ,  F02D 29/00 ,  F15B 11/00 ,  F15B 11/02 ,  F15B 11/028
FI (5件):
E02F 9/22 K ,  F02D 29/00 B ,  F15B 11/00 L ,  F15B 11/02 C ,  F15B 11/02 X

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