特許
J-GLOBAL ID:200903010183540735

自動車のサイドフレーム補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤田 忠雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-163626
公開番号(公開出願番号):特開平11-348813
出願日: 1998年06月11日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】 自動車の衝突時、その衝撃力でサイドフレームが十分に塑性変形するようにして、このサイドフレームにより、上記衝撃力に基づくエネルギーを十分に吸収させ、もって、車室の変形をより効果的に抑制させるようにする。【解決手段】 前後方向に延びてその各部が閉断面をなすサイドフレーム13が、その前部を構成する前部フレーム29と、この前部フレーム29の後端から延びる傾斜フレーム30と、この傾斜フレーム30の後端から延びる後部フレーム31とを備える。上記前部フレーム29から傾斜フレーム30への遷移部を構成する前折り曲げ部33の内部空間24に発泡樹脂36を充填すると共に、上記傾斜フレーム30から後部フレーム31への遷移部を構成する後折り曲げ部37の内部空間24に発泡樹脂41を充填する。上記両発泡樹脂36,41で挟まれた上記傾斜フレーム30の長手方向の中途部の内部空間24を空洞のままに保持させる。
請求項(抜粋):
前後方向に延びてその長手方向の各部が閉断面をなすサイドフレームを備え、このサイドフレームが、その前部を構成して前後方向にほぼ水平に延びる前部フレームと、この前部フレームの後端から後下方に向って一体的に延びる傾斜フレームと、この傾斜フレームの後端から後方に向ってほぼ水平に一体的に延びる後部フレームとを備えた自動車の車体フレームにおいて、(1)上記前部フレームから傾斜フレームへの遷移部を構成する前折り曲げ部の内部空間に発泡樹脂を充填すると共に、上記傾斜フレームから後部フレームへの遷移部を構成する後折り曲げ部の内部空間に発泡樹脂を充填し、(2)上記両発泡樹脂で挟まれた上記傾斜フレームの長手方向の中途部の内部空間を空洞のままに保持させた自動車のサイドフレーム補強構造。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 車両の前部車体構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-276307   出願人:富士重工業株式会社

前のページに戻る