特許
J-GLOBAL ID:200903010187723818

石炭ガス化炉の溶融灰付着防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-019984
公開番号(公開出願番号):特開平6-228578
出願日: 1993年02月08日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 加圧二段噴流床石炭ガス化炉において、ガス化反応部へ飛散して来た溶融灰粒子が、炉壁を構成する伝熱管に付着・成長して付着力の強いスラグ層となり、伝熱を阻害する等、運転継続の支障になるのを防ぐこと。【構成】 ガス反応部炉壁の溶融灰が付着しやすい領域の伝熱管(18)に低温の冷却水を流すとともに、その部分のフィン(19)に多数の小孔(21)を開け、その裏面の風箱(22)から炉内に低温の石炭ガスを噴出させる。そうすると伝熱管(18)とフィン(19)が冷却されて、そこに付着した溶融灰も冷却固化し、付着力の弱い灰粒子群となる。そしてフィン(19)の小孔(21)から噴出した低温の石炭ガスにより吹飛ばされ、除去される。
請求項(抜粋):
並行して配された複数の伝熱管と同複数の伝熱管を連結するフィンとで炉壁が構成され、高温燃焼部,ディフューザ部およびガス化反応部を有する石炭ガス化炉において、上記伝熱管のうち上記ガス化炉反応部の一部領域の炉壁を構成する伝熱管部分に低温の冷却水を流すとともに、同伝熱管部分を連結するフィンに複数の小孔を設け、それら小孔から炉内に低温の石炭ガスを噴出させるようにしたことを特徴とする石炭ガス化炉の溶融灰付着防止装置。

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