特許
J-GLOBAL ID:200903010192468850

燃料電池発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-065748
公開番号(公開出願番号):特開平9-259907
出願日: 1996年03月22日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】複数の燃料電池積層体に供給される燃料ガス、空気、あるいは冷却水の流量が、スペース効率が良くかつ制御量の少ない制御方式により的確に制御されるようにする。【解決手段】燃料ガス供給主配管2より供給された燃料ガスを、分流して燃料電池積層体1a,1b,1cに供給し、燃料ガス排出主配管5より排出するものにおいて、各分岐配管に、燃料ガス供給分岐配管3a,3b,3cの形状の差異により生じる圧力損失の差異を補償する第1オリフィス7a,7b,7c、燃料電池積層体1a,1b,1cの内部の圧力損失の差異を補償する第2オリフィス8a,8b,8c、燃料ガス排出分岐配管4a,4b,4cの形状の差異により生じる圧力損失の差異を補償する第3オリフィス9a,9b,9cを組み込み、燃料ガス流量制御弁6により流量を調整する。
請求項(抜粋):
燃料極と空気極を備えた単電池を積層してなる燃料電池積層体を複数個用いて構成され、各燃料電池積層体の燃料ガス入口に、燃料ガス供給主配管から並列に分流させて燃料ガスを供給し、各燃料電池積層体の燃料ガス出口から排出されるオフガスを燃料ガス排出主配管に合流させて排出する燃料電池発電装置において、前記燃料ガス供給主配管が流量制御弁を備え、燃料ガス供給主配管と各燃料電池積層体の燃料ガス入口の間に連結された燃料ガス供給分岐配管の各々に、各燃料ガス供給分岐配管の形状の差異により生じる圧力損失の差異を補償する第1の燃料ガス用オリフィスを備え、各燃料電池積層体の燃料ガス入口あるいは燃料ガス出口のいずれか一方に近接して、各燃料電池積層体内部の圧力損失の差異を補償する第2の燃料ガス用オリフィスを備え、さらに、各燃料電池積層体の燃料ガス出口と燃料ガス排出主配管の間に連結された燃料ガス排出分岐配管の各々に、各燃料ガス排出分岐配管の形状の差異により生じる圧力損失の差異を補償する第3の燃料ガス用オリフィスを備え、各燃料電池積層体に通流される燃料ガスの流量が、前記流量制御弁により調整されるよう構成されていることを特徴とする燃料電池発電装置。

前のページに戻る