特許
J-GLOBAL ID:200903010199547373

制動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-147638
公開番号(公開出願番号):特開平10-329681
出願日: 1997年06月05日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、油圧制動手段と回生制動手段とを備える制動力制御装置に関し、総制動力を所要の大きさに確保しつつブレーキ鳴きを防止することを目的とする。【解決手段】 ブレーキ鳴き検知信号Sが所定値S0 を上回ると(時刻t1 )、油圧制動力FL が変化されることで、ブレーキ鳴きの発生が防止されると共に、油圧制動力FL の変化を補償するように回生制動力FG が変化されることで、総制動力FALL は一定に保持される。時刻t1 において、回生余裕FGmargin が所定値F0 より小さく、回生制動力FG を十分に増加させることができない場合には、油圧制動力FL は増加される。従って、かかる場合にも、油圧制動力FL の変化は回生制動力FG によって確実に補償される。
請求項(抜粋):
油圧制動力を発生する油圧制動手段と、回生制動力を発生する回生制動手段とを備える制動力制御装置において、前記油圧制動手段のブレーキ鳴きを検知するブレーキ鳴き検知手段と、前記回生制動手段が発生し得る最大回生制動力から、ブレーキ鳴きが検知された際に発生されている回生制動力を減ずることにより回生余裕を求める回生余裕算出手段と、ブレーキ鳴きが検知された際、前記回生余裕が所定値未満である場合には、油圧制動力を増加させると共にその増加分に応じて回生制動力を減少させ、前記回生余裕が前記所定値以上である場合には、油圧制動力を減少させると共にその減少分に応じて回生制動力を増加させるブレーキ鳴き防止手段と、を備えることを特徴とする制動力制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/00 ,  B60L 7/24
FI (2件):
B60T 8/00 Z ,  B60L 7/24 D

前のページに戻る