特許
J-GLOBAL ID:200903010208287924
自動車ブレーキ補助制動装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-100856
公開番号(公開出願番号):特開平7-009985
出願日: 1994年05月16日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 高いブレーキ作用圧力がかかっても作動不能になることがなく、円滑に諸機能を発揮できる自動車ブレーキ補助制動装置を提供する。【構成】 上部ハウジング8aと下部ハウジング8bとから形成されるオイル作用空間5はオイル通路15を頂部とするほぼ円錐形とされ、そして多数の溝5aがオイル通路15から順次形成されている。弾性ゴム6は、窒素ガス7が充填されてガス室となる凹部6cと、下部ハウジング8内に挿着される支持部6aと、オイル作用空間形成面をなす突起5bと密着するほぼ円錐形とされた上部作用部6bとから構成される。作動オイルは弾性ゴム6を押し退けて徐々に溝5aに流入することになるので、作動オイルの圧力増加に応じて流入する溝5aの数は増えていくことになる。従って作動オイル圧の増加につれて弾性ゴム6への作用面積が多くなるので、弾性ゴム6の弾力作用部位が圧力に応じて増え、非常に高圧力の作動オイルが弾性ゴム6に作用してもこれに対応できるようになる。
請求項(抜粋):
オイルが流動するオイルライン連結部材と、このオイルライン連結部材からオイルが流れるオイル通路が形成されると共にオイル通路を通じてオイルが自由に流動するオイル作用空間が形成され、作動ガスの充填されたガス室により圧力を受ける弾性体をオイル作用空間内に備えたハウジングと、から構成される自動車ブレーキ補助制動装置において、ハウジングのオイル作用空間がオイル通路側を頂部とするほぼ円錐形とされ且つオイル作用空間形成面に多数の溝がオイル通路側から順次形成されており、そして弾性体が、下面部に凹設されガス室となる凹部と、オイル作用空間底部に挿着される支持部と、オイル作用空間形成面と密着するほぼ円錐形状とされた上部作用部とから形成されていることを特徴とする自動車ブレーキ補助制動装置。
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