特許
J-GLOBAL ID:200903010211938804

ホットスタンバイシステム及び同システムにおける計算機間のデータ等価処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-041422
公開番号(公開出願番号):特開平9-231185
出願日: 1996年02月28日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】複数の計算機の各々に外部記憶装置を設け、各記憶装置のデータを一致化させることで、1つの計算機の障害が他の計算機に及ばないようにする。【解決手段】計算機10aが稼働系となって動作中に、計算機10bが待機系となってホットスタンバイの状態とする場合に、計算機10bのコピー部111bにより、稼働系計算機10aのディスク装置20aから計算機10bのディスク装置20bにデータファイルをコピーし、このコピー処理の期間中に計算機10aで更新アクセスが発生した場合には、その更新の記録であるアフタイメージジャーナルをAIJ生成部112aにて生成してデータ転送装置40を介して計算機10bに転送し、コピー済みの部分については、当該計算機10bのRF処理部114bにより、そのアフタイメージジャーナルのロールフォワード処理を行ってディスク装置20b内の対応するデータファイル部分を更新する。
請求項(抜粋):
複数の計算機から構成されるホットスタンバイシステムにおいて、データファイル等を格納するための前記各計算機毎に設けられた外部記憶装置であって、対応する前記計算機からリード/ライト可能で、他の計算機からリード可能な外部記憶装置と、前記各外部記憶装置毎に設けられ、対応する外部記憶装置と前記各計算機とを接続するためのマルチポートコントローラと、前記複数の計算機のそれぞれに設けられ、他の計算機が稼働系となって動作中に、自身が待機系となって、稼働系計算機と待機系計算機でのホットスタンバイの状態とする場合に、前記稼働系計算機の外部記憶装置から当該待機系となる計算機の外部記憶装置に前記マルチポートコントローラを介してデータファイルのコピーを行うコピー手段と、前記複数の計算機のそれぞれに設けられ、自身が稼働系計算機となって動作中にファイルの更新アクセスが発生した場合、その更新の記録であるアフタイメージジャーナルを生成するアフタイメージジャーナル生成手段と、このアフタイメージジャーナル生成手段により稼働系計算機で生成されたアフタイメージジャーナルを他の待機系となる計算機または待機系となっている計算機に転送するデータ転送手段と、前記複数の計算機のそれぞれに設けられ、前記データ転送手段により前記稼働系計算機からのアフタイメージジャーナルが転送された場合に、自身が待機系となる状態では、前記コピー手段によるコピー済みの部分について、そのアフタイメージジャーナルのロールフォワード処理を行って、対応する外部記憶装置のデータファイルを更新し、自身が既に待機系となっている状態では、前記稼働系計算機で行われた更新アクセスを模擬するために、そのアフタイメージジャーナルのロールフォワード処理を行って対応する外部記憶装置のデータファイルを更新するロールフォワード処理手段と、前記複数の計算機のそれぞれに設けられ、自身が待機系となっている状態で、前記ロールフォワード処理手段によるロールフォワード処理と参照アクセスとを排他する排他手段とを具備することを特徴とするホットスタンバイシステム。
IPC (2件):
G06F 15/16 470 ,  G06F 15/16
FI (2件):
G06F 15/16 470 D ,  G06F 15/16 470 J

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