特許
J-GLOBAL ID:200903010212876977

(メタ)アクリル酸のアルキルエステルを連続的に製造するための方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-255012
公開番号(公開出願番号):特開平9-110789
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 (メタ)アクリル酸と1〜8個の炭素原子の一価アルカノールとを、均一な、溶剤不含の液相中で、高めた温度で、かつ酸性エステル化触媒の存在下に反応させ、かつ(メタ)アクリル酸、アルカノール及び酸性触媒を、連続的に反応帯域に供給することによる、(メタ)アクリル酸のアルキルエステルを連続的に製造するための方法及び装置。【解決手段】 反応帯域を、連続して接続された少なくとも2つの反応部のカスケードとし、かつ1つの反応部の排出流を、下流の反応部の供給流とする。
請求項(抜粋):
(メタ)アクリル酸のアルキルエステルの連続的製法において、(メタ)アクリル酸と1〜8個の炭素原子の一価アルカノールとを、均一な、溶剤不含の液相中で、高めた温度で、かつ酸性エステル化触媒の存在下に反応させる場合に、(メタ)アクリル酸、アルカノール及び酸性触媒を、連続的に反応帯域に供給し、生じたアルキル(メタ)アクリレートを、滞留時間の後に、精留により、反応帯域上に設置された精留帯域の頭部を介して、アルキル(メタ)アクリレートに加えて、水又は水及びその他の成分としての出発アルカノールからなる少なくとも1種の共沸混合物の1成分として分離し、生じた留出物を、アルキル(メタ)アクリレートを含有する少なくとも1種の有機相及び少なくとも1種の水含有水性相とに分け、アルキル(メタ)アクリレートを含有する有機相の一部を、精留帯域の頭部を介して循環させ、かつ必要な場合には水を反応帯域に循環させ、アルキル(メタ)アクリレートを、アルキル(メタ)アクリレートを含有する過剰の有機相から単離し、かつ反応混合物の一部を連続的に、反応帯域から流出させ、その際、この反応帯域が、少なくとも2つの連続して接続された反応部のカスケードからなり、かつ1つの反応部の排出流が、後続反応部の供給流となることを特徴とする、(メタ)アクリル酸のアルキルエステルの連続的製法。
IPC (3件):
C07C 69/54 ,  C07C 67/08 ,  C07C 67/54
FI (3件):
C07C 69/54 ,  C07C 67/08 ,  C07C 67/54

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