特許
J-GLOBAL ID:200903010213297270

LNG冷熱の蓄冷および有効利用方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-064774
公開番号(公開出願番号):特開平5-263998
出願日: 1992年03月23日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 LNGから得られる-120°C以下の冷熱を利用可能とするシステムを提供することを主な目的とする。【構成】 高温と低温の蓄冷剤槽を利用して、LNGから得られる-120°C以下の冷熱を有効に利用する。
請求項(抜粋):
LNGの冷熱を蓄冷し、有効に利用する方法であって、(1)昼間においては、(a)LNG貯槽から発生するボイルオフガスを昇圧させた後、LNG貯槽から送り出されて来るボイルオフガスを液化させるに十分な量のLNGに混合してLNG単層流を形成させ、(b)液状の蓄冷剤をそれぞれ収容する異なる温度に維持された2つの蓄冷剤槽の高温側蓄冷剤槽からの蓄冷剤と上記で形成されたLNG単層流とを熱交換させて蓄冷剤を共晶点以上且つアモルファスを形成しない温度まで冷却し、次いで冷却された蓄冷剤を低温側蓄冷剤槽に返送し、(c)次いで、LNG単層流をポンプで送出圧力まで昇圧し、LNG気化器に送って気化させ、(2)夜間においては、(a)LNG貯槽から発生するボイルオフガスを昇圧させた後、LNG貯槽から送り出されて来るボイルオフガスを液化させるには不十分な量のLNGと混合してLNGとボイルオフガスからなる気液二層流を形成させ、(b)形成された気液二層流と低温側蓄冷剤槽からの蓄冷剤とを熱交換させて蓄冷剤からの顕熱によりボイルオフガスを液化させ、次いで加熱された蓄冷剤を高温側蓄冷剤槽に返送し、(c)熱交換後のLNG単層流をLNG貯槽に戻すか、或いはポンプにより送出圧力にまで昇圧させた後、LNG気化器に送って気化させることを特徴とするLNG冷熱の蓄冷および有効利用方法。
IPC (5件):
F17C 13/00 302 ,  F17C 9/04 ,  F25J 1/00 ,  F25J 5/00 ,  F28D 20/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-236588
  • 特開昭59-160011

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