特許
J-GLOBAL ID:200903010214711029
オレフィン系樹脂組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
久保山 隆
, 中山 亨
, 榎本 雅之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-337305
公開番号(公開出願番号):特開2005-105036
出願日: 2003年09月29日
公開日(公表日): 2005年04月21日
要約:
【課題】押出成形加工性に優れ、透明性、保温性および強度に優れたフィルムを製造することができるオレフィン系樹脂組成物を提供する。【解決手段】成分(A):エチレン-α-オレフィン共重合であって、GPC測定によって得られる鎖長分布から算出されるQ値が3以上であって、メルトフローレートと190°Cにおける溶融張力(MT;単位はcNである。)とが下記式(1)の関係を満たし、極限粘度([η];単位はdl/gである。)と前記MFRとが下記式(2)の関係を満たすことを特徴とするエチレン-α-オレフィン共重合体 70〜99.9重量%と、2×MFR-0.59<MT<20×MFR-0.59 式(1)1.02×MFR-0.094<[η]<1.50×MFR-0.156 式(2)成分(B):2価金属を含むカチオンと珪素、燐、硼素を含むアニオンの塩である無機化合物 30〜0.1重量%からなることを特徴とする。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
成分(A):エチレンから誘導される構成単位と炭素数4〜20のα-オレフィンから誘導される構成単位を含むエチレン-α-オレフィン共重合であって、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー測定によって得られる鎖長分布から算出されるQ値が3以上であって、メルトフローレート(MFR;単位はg/10分である。)と190°Cにおける溶融張力(MT;単位はcNである。)とが下記式(1)の関係を満たし、極限粘度([η];単位はdl/gである。)と前記MFRとが下記式(2)の関係を満たすことを特徴とするエチレン-α-オレフィン共重合体 70〜99.9重量%と、
2×MFR-0.59<MT<20×MFR-0.59 式(1)
1.02×MFR-0.094<[η]<1.50×MFR-0.156 式(2)
成分(B):下記式(ア)、(イ)または(ウ)で表される無機化合物 30〜0.1重量%
からなることを特徴とするオレフィン系樹脂組成物。
[{Mgy5M2+y6}1-βAlβ(OH)2]β+・[An-zβ/n・fH2O]β- (ア)
(式中M2+は、Zn、CaおよびNiの少なくとも一種の2価金属イオンを示す。An-はn価のアニオンを示す。β、y5、y6およびbは下記条件を満足する。)
0≦β<0.5、y5+y6=1、y5≦1、y6<1、0≦f<2
[{Mgy1M2+y2}1-xAlx(OH)2]x+・[(A)z1・(B)z2・bH2O]x- (イ)
(式中、M2+は、Zn、Ca、およびNiから選ばれる1種以上の2価金属イオンを示す。Aは、珪素系、燐系、硼素系酸素酸イオンの少なくとも1種であることを示す。BはA以外のアニオンの少なくとも1種を示し、x、y1、y2、z1、z2、およびbは下記条件を満足する。)
0<x≦0.5、 y1+y2=1、 y1≦1、 y2<1、 0<z1、 0≦z2、 0≦b<2
[{Liy3G2+y4}Al2(OH)6]α+・[(C)z3・(D)z4・dH2O]α- (ウ)
(式中、G2+は、Mg、Zn、Ca、およびNiから選ばれる1種以上の2価金属イオンを示す。Cは、珪素系、燐系、硼素系多量体酸素酸イオンの少なくとも1種であることを示す。DはC以外のアニオンの少なくとも1種を示し、α、y3、y4、z3、z4、およびdは下記条件を満足する。)
α=y3+2y4、 0<y3≦1、 0≦y4≦1、 0.5≦(y3+y4)≦1、 0<z3、 0≦z4、 0≦d<5
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (20件):
4J002BB051
, 4J002DE146
, 4J002DE196
, 4J002DE236
, 4J002DE246
, 4J002DE286
, 4J002DF036
, 4J002DG046
, 4J002DH036
, 4J002DH046
, 4J002DH056
, 4J002DJ006
, 4J002DK006
, 4J002FD010
, 4J002FD200
, 4J002FD310
, 4J002GA01
, 4J002GF00
, 4J002GL00
, 4J002GN00
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
農業用フィルム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-203014
出願人:三菱化学株式会社
審査官引用 (4件)