特許
J-GLOBAL ID:200903010224348216

ボルトの締付け方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-335718
公開番号(公開出願番号):特開2002-139015
出願日: 2000年11月02日
公開日(公表日): 2002年05月17日
要約:
【要約】【課題】 ナットの弛みを防止するボルトの締付け方法を提供する。【解決手段】 本発明のボルトの締付け方法は、カップリング部材1に形成された貫通穴8に、両端部にネジ部14を備え中央部18が小径部18aと大径部18bを有するテーパ形状のボルト10及びこのボルトが挿入され且つボルトの中央部の外周面と整合するテーパ形状の内周面を有するスリーブ12を挿入する挿入工程と、ボルト及びスリーブが貫通穴に挿入された状態で、ボルトの小径部側に第1の所定の応力の引張力を作用させて、スリーブを半径方向に拡張させる拡張工程と、スリーブが拡張された状態で、ボルトの小径部側に第2の所定の応力の引張力を作用させる共にこの引張力が作用した状態で各ナット16a,16bをボルトの両端部のネジ部に締付ける第1締付工程と、スリーブが拡張された状態で、ボルトの大径部側に第2の所定の応力の引張力を作用させると共にこの引張力が作用した状態でボルトの大径部側のネジ部のナット16bを更に締付ける第2締付工程と、を有する。
請求項(抜粋):
カップリング部材に形成された貫通穴に、両端部にネジ部を備え中央部が小径部と大径部を有するテーパ形状のボルト及びこのボルトが挿入され且つボルトの中央部の外周面と整合するテーパ形状の内周面を有するスリーブを挿入する挿入工程と、上記ボルト及びスリーブが貫通穴に挿入された状態で、上記ボルトの小径部側に第1の所定の応力の引張力を作用させて、上記スリーブを半径方向に拡張させる拡張工程と、スリーブが拡張された状態で、ボルトの小径部側に第2の所定の応力の引張力を作用させる共にこの引張力が作用した状態で各ナットをボルトの両端部のネジ部に締付ける第1締付工程と、スリーブが拡張された状態で、ボルトの大径部側に第2の所定の応力の引張力を作用させると共にこの引張力が作用した状態でボルトの大径部側のネジ部のナットを更に締付ける第2締付工程と、を有することを特徴とするボルトの締付け方法。

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