特許
J-GLOBAL ID:200903010224462990

複合ニッケル微粉末及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 友松 英爾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-165893
公開番号(公開出願番号):特開平11-343501
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 積層セラミックコンデンサの内部電極材料用等に好適にであり、ペースト中のニッケル微粉末の急激な熱収縮開始温度が600〜700°C近傍より更に高温側にシフトし、かつニッケル微粉末中の金属ニッケルが酸化拡散しにくい複合ニッケル微粉末を提供する。【解決手段】 ニッケル粒子表面上にTiO2、MnO2、Cr2O3、Al2O3、SiO2、Y2O3、ZrO2、BaTiO3のうちから選ばれる少なくとも1種以上の酸化物(以下、単に酸化物と称す)が存在する複合ニッケル微粉末である。これら複合ニッケル微粉末は表面を酸化処理したニッケル微粉末を液中に分散させたスラリーに、Ti、Mn、Cr、Al、Si、Y、Zr、Ba塩のうちから選ばれる少なくとも1種以上を含む水溶液を添加した後、酸もしくはアルカリでpHを調整し、ニッケル粒子表面に添加塩金属酸化物を形成する表面処理を施すことにより製造される。さらには、表面処理後に、洗浄、乾燥して得られた微粉末をオングミル、ハイブリタイザー、コートマイザー、ディスパーコート、ジェットマイザーのいずれかの装置で処理するようにしてもよい。
請求項(抜粋):
ニッケル粒子表面上にTiO2、MnO2、Cr2O3、Al2O3、SiO2、Y2O3、ZrO2、BaTiO3のうちから選ばれる少なくとも1種以上の酸化物が存在する複合ニッケル微粉末。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-030308

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